( 高知城 光の祭 ! 雨上がりの夕方 頑張ってお城に登りました ! )
今年も残り僅かになって来ました。今年の漢字一字は 『 災 』 でしたね。それほど
社会的にも 自然災害が話題になったということでしょう。 自然ブログの締めとしても
今年 夏から秋へかけて毎週のようにやってきた台風 北海道や大阪で発生した大地震
西日本各地の豪雨 歴代最高を記録した猛暑など 異常気象 自然災害をまとめてみます。
大阪北部地震 私の故郷京都にも影響があった地震は6月18日でした。震源地は高槻市辺り
震度6弱 人口密集地の直下型地震でした。規模はマグニチュード6.1で住宅被害は一部破損を
入れると5万7千棟に達する。小学校のブロック塀が壊れて小4女児が下敷きになり 死亡し
大きな社会問題となりました。家屋が密集する都市での地震はライフラインなどに大きな影響を
与えました。
西日本豪雨 7月上旬 中国 四国地方を連日記録的な豪雨が襲い 洪水や土砂災害により
約200人もの犠牲者を出しました。水害による死者100人以上は平成に入って始めて。
昭和期でも 長崎豪雨(昭和57年 死者 行方不明299人)以来でした。激甚災害指定を
受けたこの西日本豪雨では多くの住民が長い期間 避難生活を余儀なくされました。隣県愛媛も
被害が大きく 肘川が大規模放流後に氾濫 死者は28人にのぼった。人災の声も上がった。
猛暑 7月、8月 5年ぶりに40℃を超え 熊谷市で41.1℃を記録 下呂市 美濃市でも41℃
青梅市 名古屋市 京都市でも40℃と 多くの熱中症患者が出ました。7月の1週間の統計でも
熱中症患者は全国で1万人。7月の死者数は1千人を超えた(厚労省調べ)。昨年同月の3倍にも
なった。主要都市で最高気温の平均気温が最も高かったのは名古屋市でした。猛暑日は7月で16日
8月で20日記録しました。ほぼ連日35℃だったと言ってもいいのです。大阪市 広島市もこれに
準じた暑さでした。12月も高知では最近22℃を超え これで正月は来るの ?という声も上がる程。
台風21号 8月28日に発生した台風は非常に強い状態を維持したまま 9月4日に上陸 進路と
なった四国 関西を中心に 全国100箇所の観測地点で 最大瞬間風速を更新する猛烈な台風となり
ました。大阪湾では3mを上回る高潮を観測し 関空では滑走路が浸水 連絡橋にタンカーが衝突して
孤立状態になりました。高知でも室戸地方に高波が押し寄せ 防潮堤に打ち付ける大波は10mを超える
高さで住宅地へ打ち寄せていました。過去25年で最大級の猛威を振るいました。今でもビデオを見ると
この世の地獄 ! と思われる被害の様子が映っています。
北海道胆振東部地震 9月6日未明 胆振地方南部で M6.7 最大震度7の大きな地震が発生した。
北海道で最も大きな地震となり 厚真町で山の斜面が大きく崩れ 犠牲者を出した。札幌や新千歳空港
でも震度6弱を観測 苫小牧厚真火力発電所の緊急停止から発生したブラックアウトで全道295万戸が
停電となりました。救急対応が出来ない病院も発生。死者は41人 土砂崩れによるものが多かった。
住家の損害は一部破損も含め 1万戸以上。特に厚真町 安平町 むかわ町で多くの住宅が倒壊した。
台風24号 9月30日 沖縄から東北まで広く暴風が吹き 非常に強い勢力のまま四国南岸から近畿
地方に上陸。関東でも暴風が吹き荒れ 八王子では風速45.6mを観測(観測史上1位)。沖縄では56m。
潮位は和歌山県串本で254cm 過去の最高潮位を超えました。大規模な停電 倒木による鉄道の
運転見合わせが相次ぎ 東京湾では貨物船が護岸に衝突する等 大きな爪痕を残しました。
どうか来年は穏やかな1年であるように願いますが 二酸化炭素排出が未だ増加している現状では
異常気象が起こる可能性は否定出来ません。自然環境の悪化が私たちの社会生活に影響があることは
今年の災害をみても よく分かります。まず私たちが炭素ゼロに向けて 周りの生活を見直していく
ことだと思います。 猪突猛進もよい方向に 一生懸命でありたいと思います。
光りのアート空間になった 高知城。
石垣に移り出された となかい・・?
これは 象なのでしょうか ?
これは本物の紅葉ですが 光が当たって 一層紅くなっています。
お城の中の 当時の高知城。 二の丸 三の丸があります。
お城のふすまに 浮かぶ波の模様。
卵のような光の玉が お城のあちこちに置かれています。
子供達のシルエットが 面白いですね。
街のクリスマスイルミネーションもきれいです。