( 紅葉葉楓(もみじがふう)です。 唐楓(とうかえで)とも似ていますが・・ )
多分 全国ニュースになったと思いますが 高知で 県産と偽り 中国製の生姜(ショウガ)を
全国に販売していた事件が持ち上がりました。高知県民としては恥ずかしいことですが 私も
先日春野町へ行き 生姜を収穫している写真を載せたばかりなので ショックを感じました。
県警が捜査に乗り出した直後 偽装の直接の責任者である企業の会長(60代)が自殺しました。
元従業員は 10年程前から 会長等が指示し 中国産を意図的に入れていたと証言しています。
会長は 『 ばれんき もっと使え ! 』と二束三文の安い生姜を 高知県産の生姜に混ぜて
売っていたと言います。儲けを増やす為に 高知県産のブランド力を悪用したひどい話しです。
多い時は 1箱20KGのダンボール1200箱が運び込まれ 高知県産に混ぜて売っていた。
それに反対する社員もいたが 『 素人が見ても分からん 他社もやりゆうき 』 と会長は
言っていたという。自殺する前に 社員に問い詰められた会長は 『 社員の為にやった』と
言ったが それで給料が増えることはなかった。現社長は 『 私には分からない 知らない』と
逃げ腰で 弁護士に委せていると繰り返している・・。(12月4日に社長逮捕)
まぁ ひどい話しですが 真面目に生姜を作り 出荷している農家の方には ブランドが傷つき
売り上げに響くのは明らかで つらい話しですし こんな産地偽装によって『 陸の孤島 』と
揶揄される高知のイメージが更に下がることは 悲しいことです。( 11月18日に掲載 )
その後のニュースでは 息子の社長も罪を認め 『 従業員に偽装をするよう指示していた。』と
供述しているということです。小さな会社で社長が知らないで偽装を続けるなどあり得ないこと
ですが 人間の弱さ 醜さを感じる社長の振るまいだと 私もこのニュースを知った時から 思って
いました。今年スポーツ界で色々 パワハラ問題が起こりましたが いづれも最初は否定から
始まっていました。責任者としての資質を疑いたいところですが この事件も 自殺した父の会長が
やったこととしていました。 県警は会社ぐるみで偽装していたと法人(会社)も立件する方針だと
いうことです。
上の方に 栗のような実が見えます。
唐楓は 葉の三角形がもう少し 浅い感じ。
ひさし振りに 筆山(ひつざん)へ。 紅葉・黄葉がきれいでした。
街中の先に浦戸湾。
私の好きなススキも もうじき散っていくでしょう。
紫カタバミ。 本来春から夏の花ですが 高知では年中見られます。 爽やかな紫色。
山茶花は今が盛り !
街中の木々も黄葉。