( さねかずらの実。 赤い熟した実 食べられそうですね・・? )
新しい年になって 高知は穏やかな日々が続いています。この暖かさはある意味 気持ちが
悪いほど・・? 長野も東北・北海道も本格的な冬が始まっているのに こちらはポカポカ
陽気で 日向ぼっこをしながら グランドゴルフが出来ている。去年は寒く 霜柱が立ち
それが融けてグジャグジャになったグランドでやったことが何回もあった。今年はまだない。
これが温暖化の現象とすれば 恐い話しです。
今の傾向が続けば 今世紀末には3~5℃もの気温上昇に直面する パリ協定の目標達成は
程遠い! と世界気象機関が報告書を発表。18年度世界平均気温は1850~1900年の平均より
1℃高く 過去4番目に暑かった。過去の高温上位20位がこの22年間に集中しており
高温傾向は明白です。
ようやくルール作りも終え 2020年に発効する予定のパリ協定も目前ですが 2017年の化石燃料
起源の二酸化炭素排出量は前年比で1・5%増えたということです。パリ協定達成に必要な大幅
削減の道は遠い・・!? 2018年度についても世界で0.5%増える見通しと国際エネルギー機関が
発表。パリ協定の2%削減という目標達成には各国の一層の努力が必要としています。
いつも例にあげるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)も今のペースが続くと 2040年前後には
世界の平均気温が産業革命前より1・5℃上昇する恐れがあると言っている。1・5℃はパリ協定の
最低目標であり それでも猛暑 豪雨 干ばつが大幅に増え 自然災害が多発 人々の健康 水や
食糧の供給 経済のリスクが増すということです。去年の異常気象を上回る状況が近未来に日常化して
人々の生活は大きく危険にさらされるということです。
先日のCΟP24の会議で明確になったのは もう二酸化炭素排出を減らすのではなく『 脱炭素 』
です。世界は温暖化対策のゴールとして 脱炭素 二酸化炭素の排出 もっと言えば化石燃料の
使用を止める方向に舵を切ったということです。世界が未だ化石燃料頼りで エネルギー政策を
やっている現状では とても大胆な変更です。しかし先進国は既にその方向に動いているし 民間
ビジネスの動きも同様です。再生可能エネルギーの時代になっていきます。日本は未だ石炭 石油
に頼っていますが 政府がまず日本の方針を定め 国民 自治体 企業が力を合わせ 努力していく
ことです。電気自動車でなく電気飛行機も造られようとしています。 もう世界をあげて ゼロに
する決意の時です。
そんな中でブラジルにトランプ政権に似た大統領が誕生し パリ協定離脱を言い出している。自国の
経済発展の為とある。ブラジルの熱帯雨林の減少も心配です。これは世界の気象に関わってきます。
温暖化と共に 今プラスチックゴミの海洋汚染が深刻化している。欧州議会はストローやレジ袋の
21年から禁止する法案を可決。世界のコーヒー店やホテルでもプラスチック製ストロー廃止などの
動きも出ている。一方わが日本政府はアメリカと共に海のプラスチックゴミ削減の数値目標を盛り込
んだ文書への署名を拒否している。海が汚れても 石油を使い続け 経済を上向かせたいということ
だろうか? 利己的なアメリカのやることは何でも真似するミニトランプ政権が 世界で増えている
のは 温暖化以上に危険なことかも知れない・・?
冬のこの季節 少し種切れになった花のブログ、 まだ載せていなかった 牧野植物園の花を紹介です。
ブログに載せるのを 忘れていた 年末の花たち? スミレももう咲き出しています。
姫檜扇水仙(ひめひおうぎすいせん) モントブレチアとも。 でもこれ 夏の花 ?
ながばじゃのひげの実。 青い真珠です。
ツクバネガキ とありました。 冬場は 花より実が多いのは 仕方ありません・・?
カラスウリの実です。
野路菊(のじぎく)です。 菊は種類が多くて 苦手ですが 説明があると助かります。
季節外れのつつじ。
オオツワブキの花。 もうそろそろ終わりです。
アザミももう終わり ? 少し元気がありません。
12月も終わりなのに 秋明菊。 南国のお蔭でしょう。
何かの実ですが・・、 印象的なので撮りました。
八手(やつで) よく見ると 花が咲いています。
ホトトギス これは今というか 夏から晩秋の花です。
花の少ないこの季節に うれしい花です。 牧野植物園の入り口辺りで 見られます。