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ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 2億年の歴史を持つ銀杏(いちょう) 黄葉が美しい !

2020年12月21日 | 自然 花 写真

                 

   ( 小さな神社に不似合いの大きな銀杏の木。 黄葉の盛りも もうじきです。)

 

『 笑点 』の番組で 木久扇師匠がこう言った。『 今年は熊の出没が相次いだ。でも 元々熊の住んでいた

ところを人間が荒らしただけ・・。 』 私もそう思う。最近ジビエ料理が話題になっているが どうも馴染めない。

街へ出て来た猪や鹿を殺処分した結果を人間が食べている。人間というのは勝手な生き物だなーと思う。でも魚だって 

私たちが海や川で取って食べているのだから 同じではないか ?という意見もある。 生態系ピラミッドがあり 

プランクトンが小魚に食われ 小魚が大きな魚に食われ・・という食物連鎖があり それでも多くの生物が生きている

のは より多くの卵を産んでいるからで 人間が家畜を飼いだしたのも自分達の数を安定的に増やす為です。その結果

この1万年近く 人間が生態系の頂点にいて 他を圧倒し 人口をどんどん増やしてきたのです。 

 

ただ他の生物が黙ってこの状況を見ている訳では無い。生物的強者(宿主)にくっついて 自分達の仲間を増やそうと

する物が現れるのです。コロナウイルスもその一つで 他に80万種程人間に依存して種の保存を図っているのです。

識者が 『 ウイズコロナ 』と言うのも ウイルスと共存するしか 人類の道はないからです。

何故ウイルスを体内に持つ野生動物が人間界へ入って来たか考えると 人間が彼らの住まい、自然を荒らした結果に

他ならない。トランプアメリカ大統領をマイファースト(自己第一主義)と批判するが 人間という種が生態系の中で

マイファーストになっている。生態系という自然のルールを忘れ 利己的に自然を利用した結果だと思います。

 

『 人間は多くの生物種を絶滅に追いやってきました。』 『 人間の文明と地球の生態系がぶつかっている。』 

『 新型コロナウイルスのパンデミックの責めを負うべき生物種が一つだけある。それは人間 私たちだ! 』 

こんな意見を述べる人が増えています。基本的に木久扇さんと同じ考えです。
 

高知で鶏インフルエンザが出ました。3万2千羽が殺処分されるそうです。人間が感染したならこんなことをしない

でしょう。家畜故の運命です。悲しむのは業者くらいでしょうか ? もし鶏が口をきけたら 猛然と抗議する

でしょう・・? ある学者は 『 人間は神になった。』と言っています。天地創造の支配者になったかのようです。

私はせいぜい 『 人間は善き管理者 』 に過ぎないと思っています。

 

同じイチョウの木ですが 撮影日が異なります。

実はイチョウの木は非常にユニークな木です。恐竜が生きていた時代から氷河期を超えて

現在まで生き続けています。言わば大昔の姿を留めた生きた化石で 世界で一番古い木です。 

銀杏は東京都の木で ケヤキや染井吉野を上回って 都民に支持された人気の木です。

いい色合いですね。 日本では街路樹や公園 寺社 学校等に 多いです。

高知城のイチョウの木。 南国高知では今がイチョウの見頃ですが 実は年々遅くなっています。

これは世界的な傾向で 温暖化のせいといわれています。昔は11月初めが見頃と言われました。

イチョウの木は絶滅危惧種に指定されています。2億年の生命の中でその数を減らしているのです。

同じく 高知城のイチョウ。 石垣の上に見えるのは 銃眼と言います。

紅葉葉楓  緑から黄色、ダイダイ色 そして紅葉・・と目を楽しませてくれます。

紅葉葉楓(もみじばふう) 赤色とも黄色とも言えません・・。 橙(ダイダイ)色ですね。

       

       鏡川のソバのグランドで遊ぶ少年・・。 後ろは銀杏と紅葉葉楓。

針木浄水場から戻って来た林の 紅葉葉楓 秋の名残り・・ですね。

 

コメント (1)
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