( 東京 黒井さんが送ってくれた 白銀の富士 !! )
NHKスペシャルで 2030 未来への分岐点 という番組がありました。
1月18日の続きですが 2100年の東京、世界の気象がどうなっているか ?
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のレポートなどを参考に 考えてみました。
2100年の世界 この300年間 温室のガラスのように 地球をすっぽり囲っている
温室効果ガスの影響で 気温が高くなり 空気に沢山の水蒸気が含まれ 激しい大雨が降るように
なりました。 でも気温が高いと 乾くのも早く 日照りになり 水が涸れます。干ばつです。
洪水と干ばつ この全く違った現象が 地球上では 同時に起こって来ますす。
降水量が増加する一方 長期間雨が降らず 渇水するという気象の極端現象が起きてきます。
このまま化石燃料を燃やし続ければ 2100年に最大4.8℃上昇。東京は夏 熱帯夜が続く。
昼間40℃を超える酷暑日はざらになり 猛暑日は年間47日間となり 灼熱の夏を迎える。
熱中症で病院へ送られる人々は現在の5倍になり 高齢者には耐えられない日々となる・・。
数十年に1度という自然災害が21世紀末には 数年に一度 或いは毎年のように起きてきます。
こんな異常気象は農作物の収穫に大きな影響を与え 沖縄でしか栽培出来なかったバナナや
パイナップルが関東地方でも栽培可能になり 北海道が米作の中心地となる。2100年高知は
沖縄の気温になり 北海道は快適な温暖な気候となる。 北海道は1873年(明治6年)最初の
米作りが苦心の上可能となったが 150年経って今や米作の中心、ななつぼし ゆめぴりか等
特Aの米があり その傾向はますます強まる。 逆に北日本以外では米の収穫量が減少する・・。
世界的にも毎年のサイクロンや干ばつが頻発 食糧事情は悪化し 各地で食糧紛争が多発・・!?
温暖化の広がりは100年で500km北上すると言われる。一方樹木が生え替わり 移動していく
距離は100年で200km・・、 日本の森林は温暖化のスピードに追いつかず 亜熱帯化した気候に
日本の森はついていけるのか ? 海の熱波で 海水温も上昇 水面近くで生きるイワシは生きづらい・・。
カツオ サンマ 鮭などの減少が深刻だ。 江戸前の寿司ネタが消えるというが 生物多様性が自慢の日本
果たして豊かな自然を100年後も保っていけるのだろうか ??
政府は緊急事態宣言を延長するようです。経済は一旦置いて コロナ禍を収束させようということです。
GO TOキャンペーンの補正予算は1兆円しっかり確保した上で 感染を最小にし 医療体制逼迫を
先ず食い止めようという方針です。命を優先させるという決断、 国民の多くは賛成のようです。
同じ問題が経済成長と地球環境についても当てはまります。日常的には経済成長が私たちの生活を豊かに
しても 環境を壊せば人間の命さえも危険となります。 地球温暖化対策が安全保障の柱になるのです。
(アメリカバイデン政権) 要は喫緊(きっきん)か 50年先 100年先かの問題です。世界で若い人々が
敏感に反応していますが 対策は今直ぐなのです。
実際 温暖化についても緊急事態宣言が国連から発令されています! 国連事務総長は 私たち人間が地球に
戦争を仕掛けている。それは自殺行為だと・・。これから10年が未来への分岐点で このままでは暗黒の世界に
なる・・と警告しています。昔地球は無限の世界のように豊かな回復力があると信じられた。でも既に地球は
飽和状態! 危険な力を持った人間によって 森林 海洋 大気が破壊され 惑星は限界に来ていると・・・。
ようやく咲き出した ミツマタ(三椏)。 去年も同じ頃に咲き出しました。
高知は昔から 和紙作りが盛ん ! ミツマタは紙の原料ですね !
自粛のせいか 菜の花を見る機会が ありませんでした。
菜の花も 春を感じさせる花の一つです・・。
木瓜(ボケ)の花も 仲々きれいに撮れずにいました。 梅より早いです。
これは 山茶花(さざんか)。 花びらが薄く 多少くちゃくちゃしています。
日本水仙の 黄色版 ?
ひさし振りに 蔓日々草(つるにちにちそう) 夜中の寒さで花びらも凍えがち・・。
万両です。 紅い実が遠くからでも目立ちます。
これは南天の実です。
先日の牧野植物園の 琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんひざくら)
同じくピンクの梅
おまけに メジロが密を吸っているシーンも1枚。
子供達(保育園児)も暖かな日射しで 凧揚げに興じています。