( 梅の花に雪 ! 高知市内も少し雪が積もりました・・。)
昨日は高知でも雪が舞い散る一日、東北 北海道 特に日本海側の皆さんにお見舞いを申し上げます。
高知市内でも数センチの雪が積もりました。粉雪の舞う中で 朝グランドゴルフをしましたが こんなに
積もるとは ? 爆弾低気圧による 猛吹雪が今日も北海道で続くとのことです。 ひどいですね・・?!
1860年代(明治維新の頃)ウイルスは小さな細菌だと思われた。細菌は微生物であり 生き物の一種と見なされていた。
ところが1933年 電子顕微鏡が発明されて あるウイルスが細長い棒状の粒子=結晶化されたタンパク質であることが
明らかになった。ウイルスがタンパク質なら物質で 生物では無い? 1952年DNA(生物の遺伝子情報を担う物質)が
ウイルスの本体であることが分かった。 タンパク質はDNAを保護していた膜である。では遺伝子DNAは生き物か ?
少々難しくなり 私自身も曖昧な理解になるので少し整理したい。細胞とは生物体を組織する基本単位で 『 生命体 』
とも言います。細菌は細胞を持ち 自己複製能力を持つ微生物です。一つの細胞しか無いので 単細胞生物と呼ばれます。
細菌は栄養価さえあれば自分と同じ細菌を複製して自力で増えることが出来ます。納豆菌のように人々の生活に有用な細菌も
いますが 結核菌のように身体に侵入して病気を起こす有害な細菌もいます。 抗生物質は細菌を退治する薬です。
ウイルスは細菌の1/10~50程度の大きさで とても小さく細胞を持ちません。ウイルスは遺伝子だけを持つ単純構造の
存在です。他の生物(宿主)、細胞に入り込んで(人の体にウイルスが侵入して)人の細胞に自分のコピーを作らせ(増殖)
細胞が破裂して沢山の子ウイルスが飛び出し 他人の細胞に入り込みます。これが感染です。 宿主の細胞がどんどん死に
宿主は死に至ります。 ウイルスは細菌と仕組みや大きさが違うので抗生物質は効きません。ワクチンは病原体から作られた
無毒化された抗原を 人の体内に投与し 感染症に対する免疫を獲得させるものです。
ウイルスはDNAなどの遺伝子(核酸)(細胞の遺伝情報を持ち タンパク質を合成したりする)を持っていて 寄生する
細胞の代謝機構を利用して(次回説明します。) 増殖することが証明され ウイルスは細菌とは全く異なる存在ということが
明らかになった。 ここから『分子生物学』がスタートし ウイルス研究が進展した。
当初ウイルスは小さな微生物だと考えられたが ウイルスがタンパク質なら無生物だとされた。しかし ある生物学者は
ウイルスは宿主の生存に深い関わりがあり 単なる寄生物でなく生物系に属するとした。そこでウイルスを再び生物と
見なすべきという議論が盛んになった。 細胞の中では自主性を持った生物として振る舞う存在で 生物でも無ければ
無生物でもない 双方の境界に存在する ようです?? 生命とは何か? という問題に関係していく・・。 (続く)
高知城詰門の裏に広がる梅林、 ようやく見頃を迎えました !
明治新政府になり 各地の城取り壊し令が出て 公園に変わった高知城、
御台所屋敷跡には梅の木が多く植えられ 梅林となりました。 梅の段と呼ばれます。
石垣をバックに香り有る白梅。
本丸の裏手に辺り 普段は観光客も少ないところですが 梅の季節だけは別ですね。
詰門をバックに枝垂れ梅が咲きだしました。 去年は惨敗?でしたが 今年は復活 ?
2年前 2019年2月14日のマイブログをご覧頂くと 比較して見ていただけます。
バックにある詰門はこの時期一般見物客の為 門が開かれます。又花のついた枝もプレゼント !
2階部分は二の丸から本丸への渡り廊下になっています。
本丸の石垣。詰門と共に重要文化財が多く残されています。
皆さんの地域からみれば これで雪が積もった ? という感じでしょうが・・。