(教会からそう遠くない所 江の口川沿いに 梅の木が植えられ 満開を迎えていました。)
私は環境問題の立場から 生物多様性の維持を願っています。 今回のコロナ禍で 『 これは戦争だ! ウイルスを
たたきつぶさなくてはいけない With Corona では感染を止められない。』とあるお医者さんが言ってました。私も
熱心にコロナ対策をする一人ですが With Coronaとは感染してもいい 対策しなくていいという意味ではありません。
コロナウイルスが 自然界に存在していることを認め、コロナの増殖 感染を防ぐということです。
『 私たちの身体は 他から閉じられたものではない。人間のみならず 動植物の身体 微生物 鉱物や生命とは定義
できないウイルスにも 私たちの身体は開かれていて 相互に複雑な関係で結ばれている。』 と新聞投稿にありました。
人間の身体は何十兆の細胞だけでなく ウイルスも又重要な構成要素になっている。生命は非生命であるウイルスと密接な
関係を保ちながら生きている。 それは善玉 悪玉という範疇でなく 自然が生命に与えてくれた共生 共存です。
コレステロールに悪玉 善玉があるように ウイルスにも私たちの命を守る役割を果たすものがあります。地球上に膨大に
存在するウイルス 生物の行動や生命の進化に大きな影響を与えています。病原菌の塊と思われていたウイルスが人の胎児を
守っていることが明らかになっています。蜂の世界でも女王蜂を守る為に外敵と戦う働き蜂にウイルスが作用しているという
研究があります。その他ガンと闘うウイルス 植物に干ばつ耐性を与えるウイルスなどウイルス研究が進んでいます。
自然の中に人間もいる 微生物もいる ウイルスもいるという関係を前提にしないと又破壊的なコロナ禍に見舞われることに
なるのでは・・と危惧します。悪玉のウイルスを絶滅させればいいというのは それ自体不可能だし 善玉を含め他の生物を
殺すことにもなります。果たして人間にそんな権利があるのか 人間の活動が今回ウイルス増殖の原因だとしたら 人間自身の
活動を再検討すべきだと思います。 人間が人間を中心とした世界観を捨てない限り こんな事態は又起こるでしょう。
そういう意味の共生をWith Coronaと言っています。具体的なことは次回 山内一也著 『 ウイルスと地球生命 』など
参考にしながら紹介したいと思います。自然の中であらゆる物が関係し合い 変化を繰り返しながら生きている それが
生物多様性の世界 生態系と呼ばれるものです。対ウイルスについても 出来れば建設的な共生へと 地球の管理者たる
人間が リーダーシップを発揮してほしいと思っています。
生物多様性を英語では biodiversity (バイオダイバーシティ)と言います。これは社会にも通用し 女性進出などを
多様性(ダイバーシティ)のある社会と言います。多様性の社会について行けない老人が愚痴を公言しても 今は通じない
社会に変わって来ています。民主主義に公然と反対する軍制が一時クーデーターで権力を握っても 長続きしないでしょう。
『 国民が一致団結して抗議する時 民主主義を取り戻せる。』とデモに参加したミャンマーの学生が言っていました。
トランプ政権も 4年で終わりました。 時代は真理 正義 自由の方向に進んでいる・・と信じたいですね。
高知は連日15℃以上、先日は20℃もあり 4月の気温でした。
梅は香り豊か。 見て楽しみ 香りも楽しむ 絶好の散歩道です・・。
やはり メジロが密を求めて 来ていました !
白梅の木も少しありました。
土讃線 線路際に菜の花が群れで咲いていました!
フキノトウを見つけました。
オキザリス 又は大黄花酢漿草(おおきばなかたばみ)。 1月から咲き出す早春のイメージ。
鏡川とともに 高知市内を流れる江の口川。 太った鯉で一杯 !
暖かい色々午後の一時 梅見を楽しみました。
梅の木が全部川の方に傾いています。 人為的なものでしょうか ?
志国土佐 時代(とき)の夜明け物語り 号。 高知から窪川まで観光列車が走る !