ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

   ウクライナ問題は喫緊の問題 ?  3回目の梅特集 !  

2022年02月19日 | 自然 花 写真

(ここ数日 高知も深夜0℃前後に下がり 風の冷たさを感じました。 イチョウの木々です。)

 

最近の新聞で 世界経済フォーラム(WEF)が 今世界が直面するリスクを分析した『グローバルリスク報告書2022年版』を発表した。

深刻度から見た地球規模のリスクトップ10が挙げられているが 上位10のうち5つが環境問題関連のリスクだった。 今後10年間で

最も深刻なリスクは一位は、気候変動対策の舵取りを誤ることだと指摘されている。 第二位が異常気象、 第三位が生物多様性の

消失。  六番目が感染症の広がりだった。

 

世界のすべてを一変させたコロナリスクは既に4億人の感染者 死者は600万人に近い。アジアなどは未だピークは見えていない。

日本でも重症者数 死者数は目を覆うばかりで 特に高齢者の重症化で病院体制の逼迫は深刻、その為マスコミの報道も多くある

一方で 環境問題やSDGs(エスディジーズ)の報道は少ない。昨年12月にはロシアで21世紀最大の山火事が発生 日本国土の

半分程の森林が燃えた。 そういう山火事がロシアでは毎年のように起こっているが 私たちはほとんど記憶に残っていない・・。

 

『 2021年は世界各国で大規模な自然災害が相次いだ年だった。専門家は、気候変動の影響の巨大化と共に これが世界の不公平や

格差を拡大することも警告している。 深刻化する気候危機が人間社会にもたらすリスクは、大きくなる一方だ。』とこの新聞報道は

伝えている。2018年WWF(世界自然保護基金)のレポートでは 過去50年で世界の生物多様性は68%喪失している。これは哺乳類 

鳥類 は虫類 両生類 魚類の個体が68%減少した・・ということである。 (世界人口は同じ50年で約40億人増加。このアン

バランスは何を意味するか ?) 6600万年前隕石の地球衝突で 恐竜はじめ 生物の75%が死んだと言われるが それに近い・・。

 

地球上には生命誕生以来 様々な生物種が生まれて来ました。動物・植物や菌類 バクテリアなどが生息しています。生物とは言い

切れないウイルスもこの世に居ることも自明です。世界で知られているだけでも175万種 未知のものを含めると3000万種とも

言われます。これらの生物は数十億年の歴史を経て 様々な環境に適応して進化し 多様な生態系を構成している。人類は生物の

多様性がもたらす恵みを受けて生存しており 人類存続の基盤となっている。その生物多様性がどんどん失われている。かってない

スピードで絶滅種が増えている。開発や森林伐採 乱獲 外来種の侵入 水質汚濁 温暖化などにより生息地を失っている。多くは

人類が起こした問題である。

 

『新型コロナウイルスの影響で温室効果ガスの排出量は一時的に減ったものの、すぐ上昇傾向に転じた。』 と報告書は言っている。

私たちはどうしても目先の問題に焦点を合わせ 目先の解決に努力する。『コロナ禍がピークを過ぎようとしている各国が進めている

復興策のほとんどは、(元に戻る)短期的な利益を求めるもので、地球危機を解決するために 環境に配慮した改革を無視している。』 

と 報告書も述べている。

 

菅原道真を祭った 潮江天満宮。 市内の梅の名所の一つ。

白梅は気品がありますね。

ぽつんぽつんと咲く梅の花。 仲間であっても 桜とは咲き方が 全く違いますね。

神社の名物? 『飛竜梅黄』は今年花を付けていません。 枝がカビのような微生物に侵されている・・?

もう一つ残念なのは お城の梅林。 これ以上近づけない・・。

慰めは 咲いた梅に集まるメジロを 今年も見られたこと・・。

紅梅は 春の暖かさを感じる ほっこりしたものを感じますね・・。

この神社の梅も 今が見頃。 寒い中で よく咲いてくれました。

近くのお庭の紅梅を再録。 太い幹と新しい枝にしっかりと花を付けています。

17日は満月でした。どこか寒そうな月ですが 周りを明るく照らしていました。

 

 

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