( いつの間にか バラの季節になりました。)
GWが終わりましたね ! 高知市の中心街も今迄にない人の波でした。ランチに行くレストランも行列をしていました。
今迄こんなことは無かった。ひろめ市場も密集を避ける制限を解除しました。尾身会長は コロナは終わった訳ではないと
言っています。高知は何故か コロナ感染が都道府県で最下位が続いていました。愛媛県、香川県は 高知県の2倍ほどの
感染者です。 これから 四国全体では きっと再び感染者は増えるだろうなと思います。もう統計は取らないようなので
正確には分かりません・・。
花の上を蝶や虫 小鳥が飛び交うシーンは 春そのものイメージです。昆虫は花の蜜や花粉が欲しくて 花に集まってきます。
ただ虫にも好き嫌いがあるようです。 花の中には自家受粉で子孫を残す種もあります。虫まかせ、風まかせにせず 自力で
命をつなぐ能力も兼ね備えていています。 長い時間をかけて 種族保存の方法を模索してきています。
今私たちの周りで見る雑草のような草花にも しっかりと生き残り作戦があります。ひとつひとつの進化を見つけるのは
中々興味深いものがあります。 度重なる気候変動の中 絶滅したものも 形を変えて生き残ったものも 様々です。
そもそも花が誕生したのは 今から1億3千年前のことです。光合成の始まりが27億年前と言われるので 相当後の
ことです。花は葉が進化したもの言われます。私は毎日多くの花の写真を撮るので 花の進化した最前線を見ている訳
ですが 植物は4億3千万年辺り前から陸上に上陸、ジャングルが現れるのは今から3億1千万年前です。花の咲く
植物が誕生したのは 前述した通りですが それでも人類の700万年前に比べると 大昔から花が咲いていたのです。
楽園のような 彩り豊かな地球が出来た !! その時には 恐竜や哺乳類も地球上に生まれていました。
全く異なった動植物が沢山共生、共存している様を 生物多様性かあるとか 豊かな生態系とか と言います。
命あふれる地球のような星は 天に広がる無数の星を探しても 今のところ見つかりません。命ある生き物が今分かっている
だけで 175万種, 未知の種類をふくめると 今の10倍以上とも言われます。ほとんど分かっていないと言ってもいいほど
です。
『 雑草という花はない 』 と牧野富太郎博士は言いました。雑草と十把一からげで雑草と呼ぶのは 彼らの種族保存の
努力と進化を無視しています。子供の頃から野山に出かけた牧野富太郎博士が 新種に出会って感動して分類し 名前を与え
特徴を植物図鑑として発表しました。私なども博士からパワーを貰って 不明の花をしっかり名前を付けてあげたいですね。
少しバラ特集を。 高知の鏡川沿いにある公園に咲いています。
バラ科 バラ属 5月から11月頃まで。ともあれキレイです。
牧野博士のように名前に執着が無いので 名札が付いていないと 全くお手上げです。
花びらが何層にも重なっています。人間の手では ここまで作れない !?
この花は 芍薬(しゃくやく)。牡丹(ぼたん)科とあります。 ただ牡丹は樹木 芍薬は草です。
ホトケノザ (仏の座) この花も自家受粉出来ます。条件の悪い所でも種が作れます。
フキノトウはつぼみ。雄株と雌株の違いがあります。背が高くなるのは雌株です。
白花タンポポ この花は受粉無しに種を作ります。何者にも例外はあるということ・・?
けいじいさんの好きな チロリアン・ランプですね。
アルペンブルー。長い間分かりませんでしたが グーグルレンズでようやく判明 !?
虫取りナデシコ。茎に粘着質があり小さな虫を捕まえるようです。新芽を守っているようです。
春のコスモス !? 秋桜と書くので 秋のイメージですが 夏から咲きます。特に高知は早い ?
檜扇水仙 (ワトソニア) が鏡川の土手に咲いています。
苗がしっかりしてきました。