( 週末 雨が多かったせいか ダムの放水は上段から 勢いよく流れていました。 )
植物は太陽の光と水と二酸化炭素を合成して養分の元を作るので『生産者』と呼ばれます。動物は他の動植物を食べて
その養分を受け取り『消費者』とよばれ これら動植物が死ぬと 地中の微生物が死骸を分解して水や二酸化炭素に戻す
ことから『分解者』とよばれます。 生き物達が生きていく為の養分は 食物連鎖を通じて循環しています。命をつなぐ
生存競争が生態系の中で行われています。 多くの生き物が集まって 競争したり 共生し合う関係の中で 各々の命が
維持されています。 私たち人間に食糧 水 清浄な空気などを 豊かに与えてくれるのが生態系です。
人間は生きるために 必要な酸素を口から肺に取り込んで呼吸したり 生き物から栄養分を頂いて 不要な物を体の外に
排泄しています。 他の動物も同じ営みです。生態系にある他の生き物を栄養として食べ 呼吸に必須の酸素は植物から
頂いています。食物連鎖(しょくもつれんさ)とよんでいます。自然環境の元では人類は『消費者』です。今人口が急増
しています。消費が急増しているということです。当然他の生物に影響を与えています。他の生き物を犠牲にしておいて 『
自然の恵みや他の動植物に生かされている・・』と 言っているだけでいいのでしょうか ?
1950年の世界人口は25億人でした。2000年の世界人口は60億人 現在2023年は80億人です。2050年には100
億人に達すると想定されています。日本では人口減少が問題になっていますが 世界では急増が問題です。 しかも少数の
国で異常に増加しています。低迷する経済 紛争 食糧不足 エネルギー不足の中での人口増加です。多くの人々が将来に
不安を感じています。
生態系を強欲に支配しようとしているのが 人類です。本当に新参者の存在なのに 大地を掘り起こし 草木を伐採し
水や空気を汚し 温暖化まで引き起こしている・・。森林が開発され 陸や海が汚染されて気候変動が日常的になれば
絶滅危惧種がどんどん増え いつか食物連鎖が途絶え 人類の滅亡につながる時が来る・・と思えるのです。多くの
生き物がいる生物多様性こそ 持続可能な循環型システムです。気候変動により動植物の分布域や生息環境が変化したり
絶滅したりしています。
自然界では植物を土台に 生き物はつながりあっています。その生態系を無視し どんどん絶滅危惧種を増やしながら
人類だけが増殖しています。 生物多様性を配慮せず 人類だけに都合の良い世界を作ってきました。折角他の動植物に
ない能力を与えて貰ったのに人間は利己的に 自己中心的に自然を使ってきました。 異常気象は自然の悲鳴に聞こえます。
懐の深い自然であっても その限界を超えると 自然の報復がおこるのでは・・と 危惧しています。私たちはこの事実を
本当に知り 地球危機を共有し 最悪の事態を避ける時間が残されている間に 行動に移らなくてはなりません。
鏡地区を流れる鏡川。
すっかり緑が深くなっています。左上の建物は鏡中学校。
鏡地区の小学校。
週末によく降る雨で 鏡ダムは ほぼ満杯。
少し下流の鏡川。鏡川は高知市内を流れ 土佐湾に出ます。平成の名水百選にも選ばれている。
万年草(まんねんぐさ) 岩などに張り付いている感じです。
久し振りに オオキンケイギク。 外来種として広がり 今は栽培が禁止されています。
土手に咲く 野アザミ。
鏡地区では アマリリスが 盛ん ! 本来5月から6月なので 当たり前ですが・・。
時々登場する ペラペラヨメナ。花がヨメナに似ている・・?
空木(ウツギ)だと思います。グーグルレンズでもそう言ってます。機械の方が信頼出来る ??
白い釘のように見えるのは 菜の花の種です。 もう夏日が当たり前の陽気です。
夜の高知城。 左上に 1等星以上に明るい星 !
大空に広がるマダラ雲。 朝5時10分頃の朝陽です。