ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  新年早々の大事故や大震災  お悔やみとお見舞いを申し上げます。

2024年01月10日 | 自然 花 写真

                 

( 鏡川上流にある鏡ダム。昨秋水不足ー節水を伝えられたが 現在73%の貯水率。 この日も放流していた。)

 

正月早々の地震から1週間。 能登半島各地の被災状況が明らかになった。行方不明者の多くが亡くなって見つかっている。

帰省して 家族・親類と正月のお祝いの最中の地震である。家族の多くが亡くなった中年男性の涙があった。友人が珠洲市で

産まれ 今も能登に沢山親戚がある方のメール・・。 同情を禁じ得ない。 亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

高知県も中山間部に村や町が多い。地震が起これば 孤立集落が多く出る可能性が高い。冷や水をあびせかけられた思い。

 

冬至から2週間が経ち小寒へ。確かに寒い日もありますが 昼間15℃を上回る暖かい日も。私は冬ミカンと焼き芋が好きで

時々八百屋さんで買います。八百屋とか乾物屋などという言葉はもう死語かも知れませんが・・。高知には荒物屋とか呉服屋

など 今も残っています・・。

 

正月の間 ミカンでも食べながら本でも読もうと ダーウィンの『種の起源』他数冊を図書館で借りてきた。朝ドラらんまん

の刺激ではないが 生物学に関心が出てきました。地球が出来て46億年 海に生命が誕生したのは38億年前、単細胞生物が

誕生したとあります。細胞がある生き物は環境の中で進化して 多細胞生物が生まれ 現在見る様々な形の生き物になってきま

した。細胞にはDNA(遺伝子)があり 全ての生き物に共通です。これは全ての生き物が共通の祖先から始まったことを意味

しています。38億年間 多様な進化を繰り返しながらも DNAは一度も途切れることなく それぞれの生物の歴史が刻まれ

ているのです。

 

1859年、ダーウィンは『種の起源』によって世界の認識を変えました。 当時は科学者を含めて大半の人々が、生物は神により

創造されたものであり、未来永劫変化することはないと固く信じていました。しかし、ダーウィンは論理的思考と客観的な事実

により、全ての生物種は共通の祖先から長い時間をかけて 進化の結果もたらされた(自然淘汰説)と明らかにし 宗教から

科学を解放した。猿から人間が産まれた!?という中傷が今も続いている。 『種の起源』が出版されたのは、日本では幕末期で

160年前。ダーウィンが生きた時代の大英帝国は、世界最強国として繁栄を誇っていた。 

 

ダーウィンは何時間もろうそくの明かりの下、インクペンで世界各地へ手紙を書き、馬車で運ばれてくる返信を待ちながら

動植物に関するデータを収集し 遂に現存する生き物は 原始的な単細胞から枝別れしたと 生物多様性を説明する普遍的な

基礎理論を発見し  生物学の礎を築いた。高知の牧野富太郎博士に似ている研究者の日々を感じます。

 

ここも高知市、畑の上を高速道路が通り その先には 幾層にも重なる四国山地。鏡ダムはその間にあります。

菜の花は 春のイメージ。野菜の花から 菜の花になった。 

臘梅(ロウバイ)。微かに甘い香り。12月末から咲き出す。

この花はツバキ。 やぶつばき。 雄しべが整然と揃っている。季節的にも1月はツバキが咲き出す。

これは山茶花だと思います。 目一杯花を付けています。

この時期に 未だに 夏の花 芙蓉(ふよう)が咲いているのには 驚きました。花びらが瑞々しい !

もうムクゲやノウゼンカズラはとっくに花期は終わっています。芙蓉も同じです。

我が家のブーゲンビリア。 もう20年になりますが 何度も復活して 咲き続けています。 奇跡です。

カラーも年に何度か咲いているのを見ます。普通は6月頃 夏の花です・・。

ピラカンサも赤い実を目一杯付けています。

プールの近くに潮江(うしおえ)天満宮があります。絵馬の中にウクライナやロシア 世界の人々の平和を願うものも。

 

 

コメント (1)
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