( ある朝の日の出の様子。 地球誕生もこんな赤々とした 大空だったかも・・? )
新年です。ほぼ全国的に良いお天気で TVで ダイヤモンド富士も美しく見えました!! 2024年が このような穏やかな
日々でありますようにと祈っていた矢先 次々と地震と航空機事故のニュースが入りました。多くの命が失われ 建物が壊れ
寒い中 避難所で多くの人々が過ごされ お正月の喜びが一変してしまいました。支援の手が速やかに届きますように。
今日は火の鳥の紹介です。お正月なので 光輝く永遠の鳥が 私たちの新しい年を祝福してくれることを願っての紹介です。
34年にわたって描かれた手塚治虫氏の名作です。彼のライフワークと言っていいと思います。天才的な創造力で 生き物と
しての地球と人類の生き方を過去から未来へ 永遠の命を持つ火の鳥を通して描かれた作品。 宇宙にみなぎるエネルギーが
生命を生み 多種多様な生き物へと進化し その中で特異な才能が与えられた人類が 独自の文明を創り 地球の支配者となり
ました。 人類は欲望のままに物質の豊かさを求め 地球を独占するかのように 地球の資源を奪い 森林を破壊し 平気で
毒物を垂れ流し 海、陸、空共 汚染させてきました。それは現在も続き 地球が病んでしまう程になっています。
このままでは 美しい地球という星が刻一刻と蝕まれ 人間を含め、すべての生き物が 生きられなくなってしまう。もっと深刻
なのは? これらが一握りの権力者たちだけで行われているのではなく、ごく普通の市民も地球の自然破壊に加担してしまって
いるような気がするところだと手塚治虫は言う。 かけがえのない地球を生き物がいなくなった火星や金星にしてしまっては
いけない。 火の鳥は地球愛そのものの象徴かも知れない・・・。
地球の歴史は約46億年、人類の歴史は精々数百年の新参者。人類は自らを 万物の霊長と自賛するが 自然を破壊 動植物を
殺戮 自らを破滅させる核兵器まで開発 核戦争を起こすと脅迫し続けている・・。チエノブイリの事故や3/11の原発事故
で大量の放射能汚染を起こし 何万年も消えない傷跡を地球に残している。人口の増加と共に 明らかに地球は病んできて
いる・・。
火の鳥とは宇宙生命ーこの鳥は夜も輝き 地球の全てを知っている 大いなる存在の使い!?
火の鳥は光輝く美しい羽根を広げ 時間と空間を超えて そこに生きる生き物たちと壊れやすい地球という星の行く末を見守り
続けている。 戦争 感染症 自然破壊 生態系の破壊 そんな様々な問題を抱えた地球を憂える存在が 火の鳥だと思って
います。 手塚治虫が今の世の中に贈ってくれたメッセージを 私たちもしっかりと受けとめる1年にしたいと思います。
年配の方には 懐かしく思い出されるかも知れません・・! 火の鳥のイメージ。
元旦は 高知城の無料開放日。 確かに普段より多い観光客でしたが 楽しく見て回れました。
天守の最上階から 高知市内を360度見渡すことが出来ます。
裏門となる 黒鉄門(くろがねもん)。 柱梁などが鉄板で覆われ 黒い色が塗られている。
幾つかあるシャチホコ。顔は竜(今年の干支) 身体はシャチ。 火事を消す魔力がある・・?
天守閣の中にある 展示物。大手門(追手門)から見る城造りの様子。
大阪で造られたカワラを水上交通で運ぶ。浦戸湾、江の口川 そして堀を結ぶ。
今年のおせち料理。 元旦にしっかり頂きました。
正月に多く用いられる 葉ボタン。
生け花にもよく使われる 常盤サンザシ 又はピラカンサ。
日本水仙。11月から咲き出して 春まで楽しませてくれます。
太平洋(土佐湾)を舞う パラグライダー。 大きな扇風機を担ぐのは大変ですが・・。
2025年春の朝ドラに選ばれた アンパンマン。乞うご期待 !!
やはり お正月を感じる 大きな門松。