( ガマズミ でしょうか? 今は樹木にも 多くの花が見られます。)
『 樹木は突然地球上に 生じたわけではありません。木はとても長い時間をかけて
形や性質を変えながら 今のような姿になりました。これを進化といいます。今から
36億年ほど前、生命(細菌)が現れ その10億年後 二酸化炭素と水を使って
酸素と栄養を作り出すことのできる植物が 海の中をただ漂っていました。
20億年ほど前 葉緑素を持つ(光合成が出来る)バクテリア類に進化し やがて
それらは昆布のような根を持つ植物に進化しました。さらに植物は4億年ほど前
陸上でも暮らせるようになりました。今のキノコやツクシ シダのような植物です。
花は咲かないで 胞子という小さな種子のようなもので増えた仲間です。中でも
シダの仲間に背が高いものも生まれ 種類も多くなりました。陸上はシダの森で
覆われました。現在、石炭として使う化石燃料はこの時代のシダ類が作ったものです。
今の木のように花が咲き、種ができる植物が現れたのは、3億年前と考えられています。』
この文章はある自然ブログから抜粋し 編集したものですが 人類より遙か以前に
植物が生まれ 地上に繁茂していました。 その頃は恐竜が地上の支配者でした・・。
生命の誕生は実に神秘で 興味あふれるものですが 長い年月をかけてできたこと
自然環境の変化の中で 多く死滅の試練があったことは想像出来ます。深緑の6月
緑一杯の自然ですが それらも長い年月を経て 今があるのだなーと改めて思います。
無事忍野に戻った朝は 雨です。 梅雨が近い感じです。 しとしと降る雨の音を
聞きながら 森の緑を思い出しながら 今日は 緑特集です。
葉は 太陽の光を受けるアンテナです。 葉は葉緑素があるので 緑一色です。
百日紅(サルスベリ)の葉 出足は遅いですが あっという間に裸の枝が 緑で覆われます。
高楽寺のしだれサクラ。 あの美しい花から2ヶ月。 重いほど 葉で一杯です。
カエルの卵 ? 動物と植物の助け合いの一場面です。
杉 高尾山に多いですが 細い葉を一杯広げています。
緑一色。 実は自力で栄養を作り 生き抜く必死の姿でもあります。
根 地表の土が削られ 気の毒ですが 倒れないよう 必死に根を張っています。
閑話休題 ? 以前何回か紹介しました・・?樹の小鳥 まるまると太りました・・?
森の中 見えませんが 多くの生き物が共存しています。
空をおおう葉 光を100%受けるため 隙間がないほど 上手に葉を広げます。
富士山? は雲で覆われていますが 緑の山が重なりあっています。 高尾山の頂上から・・。