( ひさし振りに見た オスの雉(きじ))
少し堅いことを書いてきましたが そろそろ仕上げです・・。
『人間は5つの感覚の他に 第六感まで働かせて生きていくように私たちの身体は
出来ています。最近の私たちの生活は この感覚を鈍らせる方向に動いています。
能力は使わなければ磨かれません。出来るだけ自然に触れ 生き物としての感覚を
生かして暮らすと 生活が豊かになります。』と 生物学者の中村桂子さんは言っています。
生き物感覚で生きる? 人間は社会的動物であると共に自然の中で生かされている
生き物です。 生き物である以上 食べなくては生きていけません。汗して働いて
生活の糧を得ます。 食べ物は工場でなく 自然で造られます ?
工場は加工する所ですが マグロも人工養殖で造られる時代ですから 無理は
ありませんが 魚 肉 野菜 果物・・ 皆自然からの恵みなのです。
足は歩く為にありますが 車がないと生きていけない人工の世界になっています。
手は道具を造り 食べ物を生産するためにありますが 私など ただ食べる為に
使っています。目も耳も鼻も 本来の役割がありますが 窓を閉め切っていると
何も見えず 聞こえず 臭いを感じることも出来ません・・。自然の中に入って
みましょう。鳥の声 セミの声 太陽に光る草の葉の水滴 足に跳ね返ってくる
落ち葉の柔らかさ 身体で自然を感じる時です。自然の営みが私に 何かを話し
かけてきます。第六感で感じる時です。天地にある大いなる存在を感じる時です。
何冊か中村桂子さんの本を読みました。人間は本来 自然に生きる生き物の一つです。
神が造られた自然と 人間が造った人工の世界を結ぶ生き方が 求められています。
科学・技術では生命を作れないと彼女は言います。科学が進み 何でも可能だと人間は
考えがちですが 利益・効率を求める考えが 自然に反発を突きつけられています。
新しい病気や極端な自然現象が 次々と人類を襲っています。過去数百年前まであった
循環可能な生態系の中でこそ ヒトは生きられるのではないでしょうか? 他の生き物
との共存 共生の中でしか 人類は生き残れない・・。 謙虚に考えるべき時ですね。
忍野の辺りでも ポピュラーになった ジャーマンアイリス
野茨(ノイバラ) 雑草の中に今 咲いています。
ラベンダーでなく ブルーサルビアでしょう。
黄色が目立つ 金鶏ギク
時々見るようになった 紫露草。
下野(しもづけ)
咲き出すと勢いのある 松葉菊
ホットリプス
キリンソウ だと思います。 葉が違う感じもあります。
また出会いました。 カエルの卵
この辺り こんなに マーガレットが咲いているとは 知りませんでした。
白詰草と赤詰草を 一緒に撮ろうという夢 ? が かないました。
私には 頂上の右の雪景が 鳳凰の姿に見えるのですが・・。