(高尾山の玄関口 清滝駅 都会並みの人出)
『アマゾンがこわれる』(写真と文 藤原幸一 ポプラ社)という本を読みました。 今日はその抜粋!
アマゾン川 アンデス山脈の源流から始まる6400km。流域面積は705万平方キロ、日本の18倍
以上。南米大陸の4割も占める。 アマゾン流域の熱帯雨林は 世界に残された熱帯雨林の半分を
占めている。多くの種類の動植物が見られ アマゾン川が世界最大の生物多様性の宝庫と
呼ばれる所以である。
森林破壊が急速に進んでいる。この50年間にアマゾン流域の25%近くの原生林が失われた。
毎日 サッカー場3,000個分の原生林が消えている勘定。 アマゾン流域だけでも地球の酸素の
およそ20%を供給しているとなると ブラジルだけの問題ではない。 植物だけでも5万種
蜘蛛も3000種いて 太古のままの野生が残る。地球で最も多くの種類の生き物たちがここに暮らす・・。
南米は14000年ほど前から 人類が暮らしてきた。シベリアやアメリカ大陸が 陸続きであった
氷河期に アジア・アフリカから南米にやってきたようだ。 特に500年前ヨーロッパからやって
来た人たちは原住民と争い 抵抗した女性戦士(アマゾネス)から アマゾン川と名前が付いた。
今 原生林が焼き払われ また伐採され 大規模なプランテーションの農場・牧場が作られた。
結果ブラジルは 牛肉の輸出量世界一、大豆も世界一になった。 これを喜んでいいのか?
蓄えている炭素の量が推定1,000億トンの熱帯雨林の破壊が進めば、これらの炭素が放出され、
地球温暖化が加速し、地球の気候変動に深刻な影響を与える という学者もいる。
アマゾンだけでは無い。世界のマングローブの林は今や半分に減っている。世界のサンゴ礁が
数十年で4分の1がなくなった。現在残る湿原は1900年の半分となった。世界の半分以上の河川で
深刻な水質汚染や水不足が起こっている。ブラジルでも2012年地球温暖化の影響による異常気象で
アマゾン川上流域では豪雨が続いて水位が上がり 一方、北東部の高地では最悪とされる干ばつ。
アンデス山脈の氷河が溶けつづけ、 30年余りで最大50%縮小したという。
最近アマゾンで石油が発見された! 開発はますます進むに違いが無い。一方で資源、エネルギーを
求め 食糧を求める70億の人類がいる・・。 人間は一体どこに向かっているのだろう・・。 終わり
写真は久し振りに行った 高尾山の風景です。 文章とは 直接の関係はありません・・!?
森の中 4号路のみやま橋。
圏央道が時々見える。
高尾山にいる小鳥の絵。 鳥の声を聞きながら歩くのは 仲々いいものです。
山法師
桔梗
ヘビイチゴ
100段階段 私もときどき休憩をいれながら 登りました・・。
毎日高尾山登山している人々がいます。 趣味とはいえ スゴいです。
頂上も 人一杯。 缶ジュース買うのも 行列です・・。。
遠くに 新宿 スカイツリー
近くに 八王子の街。
富士山 残念ながら 雲がかかって スッキリ見えません。 皆さんも残念そうでした。