23. 月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ
わが身ひとつの 秋にはあらねど
大江千里(オオエノチサト)(9世紀後期~10世紀初め)
「秋の月をながめていると、物悲しさにつつまれます、何も私一人だけを悲しませる秋ではないのですが」
この歌なんとなく、流れも良くて、美しい歌だと、素人の私は思いますが、皆さんはどうでしょう?
23. 月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ
わが身ひとつの チームにあらねど
月見れば・ちぢに物こそ・悲しけれ・わが身ひとつの・に・あらねど 29字 同じ
奈留島は漁業生活者が多く、満月の前後は「月夜間」と言って、漁を休みます。
ですから、色々な行事やスメ[ツ大会もその「月夜間」期間に開催されることが多く、ナイターソフトボール大会の時は、空にはいつも満月がかかっていることになります。
このナイターソフトボールの試合に選手登録された時もありますが、意外と試合の勝敗にはこだわりますので、勝ってる試合では下手な私もドンドン使ってくれますが、試合が競っていると、実力不足と思われている私にはなかなか指名がかかりません。
まだかまだかと待っていて、結局試合に出られずに負けてしまったこともあります。
その時の気持ちを詠んだ歌で、ほとんど本歌と同じですが、
「ベンチで出番を待っていると、レフと上空に満月が顔を出しました、下手な私の出番はなかなかありません、悲しいですがソフトボールはチームプレイです、私自身は自分を殺して、「出してくれたら打つのに」と思いつつ、じっと唇を咬みながらソフトボールのような満月を見続けました」と、気持ちがこもった名歌?になりました。
返事
喜珍さん・花水木さん:古いほうのキミマロズームでの作品です。
もちろんズームですが、近寄ってもあまり逃げるそぶりはありませんでした。
山道に沢山の蛙が並んで空を見上げている写真が欲しかったのですが、
まだ時期が早く、 間に合いませんでした。