島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首92

2014-06-05 | 奈留島百人一首
 
 92. わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の
            人こそ知らね かはく間もなし

                  二條院讃岐(ニジョウインノサヌキ)(1141?~1217)
 「私の袖は、潮が引いても見えない沖の石のように、他人には見えませんが、あの人を想う恋の涙のため、乾く間もないのです。」
と、可愛く歌う讃岐は、二条天皇に女官でしたので、こう呼ばれています。
 思い出したかのように、残った奈留島百人一首を続けます。
しばらく感が戻ってきませんので、今までのと形式が変わっているようなら、ご指摘ください。
 
 92. トンボロは 潮干に見える 石の浜の
             人皆知ってる 名所です

                    は・潮干に見え・の・の・人・知  12字 同じ
 奈留島百人一首では3回目のトンボロの登場です。
でも、何回見てもきれいでしょ!!
 歌のように、潮干になると、前島と末津島は繋がるのです。
   前島を離れた今でも、ぜひもう一度訪れたい場所です。
 
 満ち潮になると、トンボロの石の浜は、このように分断され、左右の海面の高さが違うために、結構な流れが浅瀬を洗います。
 3回登場しても飽きることのない奈留島の名所トンボロ、見る人を皆詩人にして、波が洗うように人の心も洗われる景色です。

     返事
大雪男さん:扇型石、目立たないさりげなさが良いのかもです。
花水木さん:一枚目のカーブミラーに写ってるのですが、小さくて目立たな過ぎましたね。
コメント (3)
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