
秋の奈良県五条市、前回49-4井上内親王の宇智陵をやっと見つけた後、そこから広い車道を下って行きます。
向こうに見える小さな森が目的地です。

この柿畑とお墓の間の森が、井上内親王が45歳の高齢出産で産んだ(養子説もありますが)白壁王との間の息子、他戸親王(オサベシンノウ)(761~775)の墓です。

車では行けないと思って、丘の下に車を停めて、家内に車で待っていてもらい、歩いて探したのですが、ここも広い道だったので、車で行った方が楽でした。
ただ入り口は柿畑の中に、小さい看板だけなので、見落としがちです。

父親の白壁王が60歳を過ぎてから突然予期せぬ第49代光仁天皇になったので、11歳で皇太子になりましたが、母の井上内親王(皇后)が夫である光仁天皇を呪詛したという罪で皇后を廃され、これに連座して他戸親王もわずか数カ月で皇太子を廃されました。
柿畑の中の参道を登って行きます。

あげくの果てに母親と共に庶人(ショジン)に落とされ、母と共にここ五条に幽閉された後、母と同じ日に死んでいます(ほぼ殺されています)。
藤原一族のこれまた陰謀でしょう。

この母子の死後、天地異変が相次いだので、怨霊となることを恐れた桓武天皇などによって、立派な墓を母親の陵から500mほどの所に与えられました。
光仁天皇皇太子他戸親王墓(奈良県五条市御山町)
仁徳天皇陵などが世界遺産に登録されました。
めでたいとは思いますが、仁徳天皇陵すぐ横のラブホテルはどうなるのでしょうか。
これを機会に少しは天皇陵を発掘していただければ嬉しいのですが。
返事
じょんのびかあさんさん:私のスマホ画面も、
PC画面でしたが、1カ月前ぐらいから替わってました。
これをスマホ画面と言うのですね。
なぜこうなったかわかりませんし、元のPC画面に戻すことも出来ません。
8月18日(日)堀川同窓会あります、
参加ご希望ならまたN君に連絡してください。
参加で花を添えてくれるなら嬉しいです。