再び明るく暑いアンコール・ワットに戻りました。
朝の暗い時にははっきり見えなかった建物が、どうなってるのか分かってきました。
こんな大きな濠に囲まれていて、西参道の入り口の石橋は修理中なので、朝はわけも分からずに渡ったグラグラ揺れる浮橋を渡ります。
中央奥に小さく見えてるのが中央祠堂です。
蓮の咲いている池に映る、写真によくあるアンコール・ワットも、写真に撮れました。
中央の塔は見る角度によって、3~5塔あるように見えます。
冬とはいえ、昼間は暑いぐらいで、下手すると熱中症になりそうです。
参道などの欄干には、よくこの七つの頭を持つナーガという蛇神が使われていますし、この七つの頭の部分は、日本の仏像の光背のようにも使われていました。
十字回廊周囲の石には、少し彩色が残ってる部分もありました。
ここに1630年頃に訪れた、森本右近太夫一房の落書きが残っていましたが、読めませんでした。
森本一房(モリモトカズフサ)の父は加藤清正の重臣だったようで、その後一房は松前藩に仕えたので朱印船に乗れたのか、カンボジアに渡ったそうです。
最後は京都に帰って死んだので、お墓は寺町高辻の電気屋さん街の寺町に有ります。
葬られた乗願寺、旅行に行く前に行ってきましたが、中には入ることは出来ず、この門の写真だけになりました。
(乗願寺さん、案内板でもおいて宣伝したら、観光客きそうですよ)
朝5時からでかなり疲れてきていましたが、プレ・ループと言う寺院で夕陽を見ます。
もうたくさんの観光客が登って待っていました。
アンコール・ワットに沈む夕陽と思ってましたが、ジャングルに沈む夕陽です。
ちょっと高くて浮ゥったですが、石の上に座ってゆっくりと沈む夕陽を見続けました。
さすがにもう暑くはなく、時々吹く風が気持ち良いです。
じっと夕陽を見てるのは、奈留島や富江に居た時以来かもしれませんが、心の中に何も無くなる時間です。
夜は、それほど美味しいというほどではありませんが、クメール料理を楽しみました。
地元のアンコールビールはあっさりした味で、喉を軽やかに通り抜けますが、私にはやっぱりマンゴージュースの方があいました。
最後はカンボジア宮廷舞踊アプサラダンスショーを楽しみました。
疲れてるので途中で出てもいいですよと、ガイドさんは言ってくれましたが、意外と面白かったので最後まで観てしまいました。
長~い4日目も終わりました。
返事
和さん:15年前でも、
第3回廊を登る石段を登れたのは偉いものですよ!
私たちは出来た手すり付きの木の階段を登りましたが。
今でもホテルの洗面台には、
うがい用のペットボトルが置いてありましたので、
それで薬を飲みました。
toitenlaびいさん:アインテンラもうじきばばあ?さん。