Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ニュー・ワールド

2006-04-23 01:47:00 | 日記
4/22(土)晴れ
早朝、空腹に堪えかねて起床。
食後、うつらうつらして午前を過ごす。
午後より散歩。

豊島園そばのシネコンで『ニューワールド』鑑賞。
テレンス・マリック、7年ぶりの新作。
『天国の日々』も『シン・レッドライン』も、細部にこだわった映画でした。
超寡作な監督が満を持して放った作品は、ディズニーアニメにもなった悲恋物語。
科白を極力排したシナリオ。
自然光を巧みに取り入れた撮影。
当時の新大陸を苦心で再現したプロダクションデザイン。
良い映画には画面から迫力が伝わる。
後半1時間は、目が潤みっぱなしとなった。
役者も素晴らしい。
コリン・ファレル、クリスチャン・ベール、そしてポカホンタスを演じた弱冠15歳のクオリアンカ・キルヒャーのはにかむ笑顔がよい。
太陽が、空が、風が、林が、河が、山脈が・・・全てが登場人物たちの心象となって笑い泣き怒り悲しむ。
年度ベストの一本。 
コメント
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