Il film del sogno

現実逃避の夢日記

青いうた

2006-04-18 01:04:00 | 日記
4/17(月)晴れ
天気晴朗なれど憂鬱な週明け。
午前、品川へ。
午後は数度の打ち合わせ。

夕刻、九段下、千代田公会堂で来月公開の邦画【青いうた】の試写会へ。
6:20、上映10分前に会場入り。ほぼ満席の盛況。
狭い座席、傾斜のない配列は、前に座った者の頭部でスクリーンが良く見えない。
音響効果も悪く、最悪の試写会場でありましょう。
ロハであるから文句は言えぬが。

映画の出来もいまひとつ。
青森県むつ市を舞台にしたご当地映画。
中学3年生、男女4名の群像劇。
主人公たちの年齢設定(16歳)に多少無理がある。
彼らはTVで有名な学園ドラマで共演した面々らしい。
それにしても幼すぎる。
ストーリーにも演出にもメリハリがない。
方言も、聞き取り難いだけで活きていない。
クライマックスである、のど自慢出場、熱唱までのタメが効いていない。
エピソードの積み上げ方が弱いのである。

憮然とエンドロールを眺めていたら、主人公兄弟の祖母役が緑摩子だったことが判明し、吃驚仰天。

感心したのは下北半島の山海と夕日くらいか。
全くテイストは違うが、青森つながりで、寺山修司・脚本、東陽一・監督の青春映画の傑作【サード】を突然思い出した。
あの作品の4人組(永島敏行 吉田次昭 森下愛子 志方亜紀子)は良かったがなぁ。


コメント
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