4/27(木)曇り時々雨
連休前とはいえ緩やかな一日。
肌寒い。
日比谷シャンテ・シネにてフランソワ・オゾンの新作『僕を葬(おく)る』を鑑賞。
めずらしく邦題良し。
パリのファッション・フォトグラファー、ロマンは、突然、医師からガン告知をうける。余命は3カ月。
彼はゲイである。
同棲中の男性と別れ、家族にも何も言えない彼は祖母にだけは真実を話す。
不和であった姉とも和解し死を受け入れようとする彼は、偶然知り合った女性から奇妙な相談を持ちかけられる・・・。
主人公の死ぬまでの短い間を描いた作品は決して珍しいものではない。
マイケル・キートンとニコール・キッドマンの『マイ・ライフ』やサラ・ポーリーの『死ぬまでにしたい10のこと』などがあった。
主人公をゲイにしたのは、如何にもオゾン監督らしい。
ジャンヌ・モロー演じる祖母とのやり取りや、自分の生きた証を残そうと他人の奇矯な依頼を受けるシーンは、大変印象的でありました。
主人公の選択や死の迎え方に共感できるか?
『ヴェニスに死す』を髣髴とさせるラストシーン。
洛陽とともに眠るように息を引き取る。
ひとは一人で生まれ、そして当たり前だがいつか必ず天に召される。
孤独なものであります。
連休前とはいえ緩やかな一日。
肌寒い。
日比谷シャンテ・シネにてフランソワ・オゾンの新作『僕を葬(おく)る』を鑑賞。
めずらしく邦題良し。
パリのファッション・フォトグラファー、ロマンは、突然、医師からガン告知をうける。余命は3カ月。
彼はゲイである。
同棲中の男性と別れ、家族にも何も言えない彼は祖母にだけは真実を話す。
不和であった姉とも和解し死を受け入れようとする彼は、偶然知り合った女性から奇妙な相談を持ちかけられる・・・。
主人公の死ぬまでの短い間を描いた作品は決して珍しいものではない。
マイケル・キートンとニコール・キッドマンの『マイ・ライフ』やサラ・ポーリーの『死ぬまでにしたい10のこと』などがあった。
主人公をゲイにしたのは、如何にもオゾン監督らしい。
ジャンヌ・モロー演じる祖母とのやり取りや、自分の生きた証を残そうと他人の奇矯な依頼を受けるシーンは、大変印象的でありました。
主人公の選択や死の迎え方に共感できるか?
『ヴェニスに死す』を髣髴とさせるラストシーン。
洛陽とともに眠るように息を引き取る。
ひとは一人で生まれ、そして当たり前だがいつか必ず天に召される。
孤独なものであります。