Il film del sogno

現実逃避の夢日記

マリリン 7日間の恋

2012-03-24 23:37:27 | 映画
3/24(土)雨後曇り
起きれば昼前。雨上がりの公園で愛犬の散歩。午後は近所のシネコンで主演女優がオスカー候補になった米=英合作を鑑賞。しかし伝説の大女優のオファーを良く受けたなぁ、ミシェル・ウィリアムズは。そしてそれは憑依したかの如き好演である。演出やプロダクションデザインも丁寧で、良く出来た佳作である。大スターの苦悩と孤独。本作はその虚実に迫って容赦なく、魔性の魅力に翻弄される男達のお話でもある。英国の名優を演じたケネス・プラナーも素晴らしい。わがマリリン・モンローの最良作は『お熱いのがお好き』であるが、これはその前作のバックステージものとして観ても興味深い。ジムでひと汗かいて一旦帰宅。夜は少し足を伸ばして高級イタリア料理店で同居の小僧のバースディディナーを。厳選素材のフルコースは繊細な味付けで申し分なく堪能。会話も弾んで久々の団欒である。
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父の初七日

2012-03-24 23:15:50 | 映画
3/23(金)雨
終日冷たき雨ぞ降る。春は来るのか。奉公先の週末は休日や直帰が増える。我もフライング気味に退社して東銀座へ徒歩移動。シネパトスでは渋い台湾映画がかかっていた。以前エドワード・ヤンの作品を観て、かの国の風景が何故か日本に似ている感じがして親近感を覚えた記憶がある。この小品もスタッフ・役者誰一人しる者はいなかったが、不思議なノスタルジーに溢れていた。映画は世相風俗を反映するし異国の風習も教えてくれる。美男美女が出ているわけでなしスペクタクルがあるわけでもない。されど映画。ラストの10分は秀逸。その余韻は親を亡くした者にしかわからんだろう。帰路はジムへ寄って2キロの遠泳。帰宅して愛犬と居間のソファーでうたた寝。気がつけば明け方である。
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