HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

オトナになるということ。

2007-06-19 14:24:53 | まち歩き

オトナになるには、まあ、いくつかのステップを踏まなければならない。

例えば、「人はだますものである」という、至極当然なことを学ばねばならない。

で、話はいささか旧聞に属しますが、先日チビががっくり肩を落とした。

6月1日から3日にあった広島の風物詩、浴衣祭りの「とうかさん」でのお話だ。

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珍しく、自分から行きたいと言い出したチビ。

学校で、大好きな担任の先生が話題にしたらしく、自分なりに体験したかったらしい。

で、にぎわう露店に引き寄せられていきました。

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「ねえ、自分で払うから、クジ、やっていい?」と問う彼に、

「いいけど、悲しい気持ちになるんじゃない?」と私。

「うん、大丈夫。きっと当たるから!」とチビはあくまで前向きである。

そして運命の一瞬(笑)

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当たるかな?

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外れた…   _| ̄|○

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なけなしのお金が雲散霧消。座り込んでしまったチビである。

現実はかくの如くキビシイ。

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で、しばらくしてチビ、「お父さん、あれって当たってる人見たことないよね」。

冷酷な私は、「そりゃ、当たりくじなんて入ってないもん」。

「ええっつーーー! それってインチキじゃんっ!」

腰を抜かすほど驚いてました。

オトナな私は、「お父さんがあのクジをぜーんぶ買ってやろうか。

それで、もし当たりが入ってなかったら、

お父さんが『グラアッ』って大騒ぎするってのはどう?」と提唱。

で、チビ。

「そんなのしてくれなくていい…」。

さいですか…。

ショックを癒やしてやろうと、その後、オトナのブツを食いにいくわが家。

そう、知る人ぞ知る「天津」のモツですね。

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これについては、王子様もお気に召したよう。

●●回り時代からもう20年通っている、流川のど真ん中のお店。

子どもを連れてきたのは初めてだ。

とゆーか、店内で子どもを見たのも初めてなんですがね(笑)

素直とゆーか、少しおマヌケに近いチビ。

それが美点でもあるんだろうけど、リアリストの私は少し不安でもある。

まあ、あんまりマジメに考えないように―

フマジメな父はそう思うのである。

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