チビ、小学校を卒業しました。
うーん…
あんなにちっこかったのになあ。
うーむ。
ここは私の母校。
33年前に、私もここを巣立ちました。
寝坊した私は奥さんに置いていかれ、
よろよろと正門をくぐります。
すると、卒業式を前に緊張した6年生たちがうじゃうじゃ。
知った顔がいっぱいいるので、
「おうっ」とか何とか声を掛け、威張って、会場の体育館に入っていく私。
すると、体育館前にいた先生、何やら焦ったような表情です。
「???」と思いながらも、
委細構わず会場に入った私を待っていたのは、
カメラの放列… そして数百人の視線…
要するに、「卒業生、入場!」のタイミングだったわけですよ。
思いっきり感動しようと待ち受けている面々の前に、
突如現れる、ペンシルストライプのスーツのおっさん。
それも若干、こわもて。
「めちゃくちゃ恥ずかしかった」と奥さんは申しておりました(笑)
で、フツーに卒業式が始まりました。
チビ、どうどうの入場です。
隣は、巨漢シモちゃん。
卒業証書をもらいます。
あまり捻りのない、卒業生たちのパフォーマンス。
拍手の中、退場していきます。
最後の通信簿を読むと、まあそこには絶賛の嵐。
頭が良くて、やさしくて、思いやりがあって、
クラスをまとめるリーダーで、負けず嫌い。
ナンボほど立派やねん!って感じ。
かつて、
頭はまあまあだけど、
やって良いことと悪いことがわからなくて、
親分肌ではあるが、とにかく反抗的で負けず嫌い
と、罵倒されてきた私とはまるっきり違います。
あっ、負けず嫌いだけ一緒か…
まあ、こーゆーリッパな人は、
往々にして挫折するんですよ。
で、ヒーヒー泣いちゃうのさ。
って、息子に嫉妬してどーする(笑)
ともかく、六年間、よく頑張りました。
これまで慣れ親しんだ「チビ」。
これで終わりにしましょう。
本日をもって、君は「ショーネン」
新たな旅立ちです。
きっと、素敵なことが待ってるはず。
ころっけも応援してるよ。