いやあ、竜馬行、面白辛かったぁ!
広島から自走で、高知は桂浜まで。
それも酷暑の夏。
愚かにもほどがあるって話ですよ。
で、これ。
いやあ、ここまで、どれほどの艱難辛苦があったことか。
まっこと、四国は広いぜよ(笑)
午前5時着手。
夜明け前である。
いーや、日本の夜明けは近いぜよ!
なぞと出発しましたが、
いきなり意気消沈する張り紙ありけり…
先が思いやられます。
おっと、そうだ。
今回のミッションの参加者をご紹介しておこう。
体育の田中さんにT京さん、BORA店主、そしてHAPPYMAN。
見事にアラフィフである。
フツーなら分別があるであろう平均年齢50.25歳のオヂたちが、
200キロをひた走るのである。
誰に頼まれたわけでもなく(笑)
これを簡単に説明しますと、いわゆる「バカ」と言いますね。
で、世間的には「先生」とか「社長」とか言われるおバカたち。
むやみにゴージャスなバイクを駆って、一路、とびしま海道を目指します。
ってゆーか、ここ、もうとびしま海道だし…
呉辺りまでは、常時30キロ超で突っ走るもんだから、
アタシなんか早くも青息吐息。
涙ぐみながら追走です。
で、とびしまになると、ちょっとペースダウン。
それでもあっという間に愛媛県。
岡村島への到着が早すぎて、フェリーを1時間以上待つことになったから。
まあ、余裕があるのはいいことだよね。
まったりとフェリーを待つ私。
この後、何が待ち受けているかも知らずに…
ここまでで70キロ弱。
あと130キロかぁ…
勇躍、乗り込む男たち。
来島大橋をくぐって、今治上陸である。
今治から西条へ。
トレインを組んで、エッサホイサ。
ドピーカンの中、はるか遠くに見えるのが、
今から越えねばならぬ四国山地でございますな。
いやあ、何でこんなことしてるの、俺…
で、いつも「お腹ペコペコリン」の体育の田中さんが、「止まれぇ!」
はい、お昼はここです。
四国のお寿司は船に乗ってやってきます。
つかの間のシアワセをかみ締め、さあ出発。
新寒風山トンネルまで15キロ。
ひたすら坂でございます。
この辺り、一切写真はございません。
それどころではなく、熱中症寸前。
あいにくスポーツドリンクも底を付き、マヂにちょっとやばい感じに。
よちよち歩き始める私である。
そんなこんなで高知まであと少しのところで、恵みの水が!
山水を頭から被り、1リットルぐらいごくごく。
いやあ、助かった。
ホント、やばかったぁ!
でも、さらに坂は続きます。
他の皆さんには先に行ってもらい、亀のようにゆっくり進む私。
ここでさまざまな「ウエポン」を導入です。
饅頭ってこんなに美味しいものだったのか…
そして、ピリッときたら、これである。
もちろん漢方薬もアスリートソルトも、
ここぞとばかり大量投入の私である。
で、ついに到着。
夢にまで見た「新寒風山トンネル」でございます。
逢いたかったぁ…
しかし、拙ブログをお知りの方はご存知のように、
「夢」はいつも「悪夢」と裏表。
そう、ここでも悪夢のような展開が待っているんですね。
「HAPPYMAN、このトンネルは長い。
ここまでのようにチギレたら危険だ。
先頭を行きなさい!」
重々しくのたまうT京さん。
長いって?
5キロかいっ!
車道をよろよろ走り始める私。
これまで遅れた分を少しでも取り返そうと必死です。
水浴びして多少元気になったこともあって、
ペダルを一生懸命踏み込むんだけど、
11キロ以上は出ません。
心なしか、何だか登ってるような気がします。
しかし、5キロってのは長い。
しかもトンネル。
轟音とともに前後から車がやって来ます。
めちゃくちゃ怖いです。
震えながら走ってたら、あら?
いやあ、高知でございます。
涙、また涙でございますよ。
このトンネル、後でT京さんいわく、
「ありゃ、ずっと坂。斜度4度で200メートル登っとった」
キツイはずでございます…
と、ここまで書いたところで、体力も限界。
この後の「土砂降り落下編」は、明日のココロだぁ!
期待せずに待っててちょ(笑)
俺、もう寝るし…