何だかんだと気忙しく、なかなか更新できない今日この頃。
ようやく高知県内のお話であります。
ふらふらよろよろと新寒風山トンネルを越えたオヂ一行。
待っていたのは、土砂降りでございました。
オヂたちの雨宿りの図。
太平洋に向かって、ひたすら「落下」するのでありました。
雨ってのは涼しくていいんだけど、怖いっていえば怖いよね。
時速50キロ近くで突っ走る感じになっちゃうので、
ズルッといったら、そりゃ大変。
それにパンクもしやすいしねえ。
ただ、脚を止めるわけにも行かず、
それにブレーキ掛ける手もだるいので、ずんずんと下っちゃいました。
で、今度は寒い…
あったかいコーヒーに砂糖をたっぷり。
エネルギー補給して、また雨中の走行です。
しばらく行くと、何だか体育の田中さんがおかしい。
ハンガーノック寸前でありました。
道の駅でアンパンやらを貪り食うオヂたち。
いやあ、いろいろあるなあ…
この辺りで急に元気になった私。
ここまで迷惑を掛けた分を取り返そうと、
前を引こうとするのですが、何だかうまくいきません。
追い抜いて、ビューンと行っちゃうので、
疲れ気味の二番手、三番手を置いてけぼりに。
ちゃんとテクニックを磨かねばなりません。
何だかんだで、高知市内に。
電車と並走しながら、突き進みます。
って、この辺、簡単そうに書いてるけど、
四国山地のピークを過ぎて、すでに雨中を50キロ以上走ってます。
結構、疲労困憊です。
そして、宿到着直前、最後の試練が。
何箇所にもクレーチングがあるわけで、そのたびにズルッと滑ります。
一度はまさに落車寸前。いやあ、怖かったなあ。
夢にまで見た旅館です。
その日中に竜馬に会いに行く気力も時間もなく、チェックインでございます。
一風呂浴びて、さあ、食事。
怪我もパンクもなく、よく頑張りました。
おめでとー。そしてありがとうございます。
自転車を始める前では、想像もできなかった展開です。
多くの知己を得ることは、実に幸せなことでありますね。
で、こっちも幸せ。
この旅館、「ふくみみ」の名物は伊勢海老。
上品な女将が、T京さんの分を剥いてくれました。
あたしゃ、自分でやりましたけど(笑)
「いやあ、辛かった」とか「面白かった」とか、
自転車以外の話も含め、
オヂたちはさまざまに語り合います。
そこにはそれぞれの人生観も滲み、それはそれで実に楽しい。
変な医療用容器の中身は、マッカランでございます。
そして、泥のように眠ると…
浦戸湾に朝がやってきました。
朝からもりもりと食べます。
さあ、竜馬のもとへ!
みんな笑顔です。
そして、これ。
この後は、少しばかり高知市内をサイトシーイング。
お城やら、はりまや橋やら。
はりまや橋、ダンシングで登っちゃいました(笑)
特急「南風」と新幹線を乗り継ぎ、輪行で広島へ。
ああ、面白かった。
今度は二泊三日ぐらいで行きたいな。
ショーネンと走ったら面白いだろうな、って夢想する、
今日この頃でありました。