東京時代からの仲良し家族、M沢家からこの夏、またも指令が下された。
「家族での全国制覇の旅、残すところ大分のみ!
HAPPYMAN家も付き合うよろし!」
一も二もなくGO!である。
先に九州入りしているM沢家を追い、いざ大分を目指すのだぁ!
このお盆のお話であります。
置いていかれてなるものか、と、かばんの横に陣取るころっけ。
大丈夫!
連れて行ってあげるからね。
夜中の12時に出発。
ここで頑張ったのは奥さん。
大分までの大半を運転してくれました。
あたしゃ、助手席でぐうぐう。
おかげで、絶好調で朝を迎えたのさ。
奥さん、ありがとう。
M沢家と再開。
ショーネンにだっこされて、嬉しいような迷惑なような…
ころっけ、複雑な表情である。
とりあえず目指したのが、九重夢大吊橋。
ただただ観光のための橋である。
無駄な公共工事の象徴とかそんなのかと思ってたんだけど、
ただただアミューズメントでございます。
そーゆー意味では男らしいですな。
http://www.yumeooturihashi.com/
ビミョーに揺れるのが楽しいね。
その日のお宿はこんなとこ。
廃校となった、元小学校である。
体育館を貸しきって、卓球を楽しみました。
で、夕飯はというと…
鮎の塩焼き。
そして鮎飯。
香りがご飯に移ってて、相当に美味しい。
ほかの料理も、素朴だけど、素材が確かって感じ。
いい宿でした。
ころっけは部屋の中はNG。
ケージから少しずつ出てこようとする彼女です。
くわがたもいました。
小学校のすぐ近くに、青の洞門があります。
禅海和尚が30年掛かって掘り抜いたとされるトンネル。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E3%81%AE%E6%B4%9E%E9%96%80
和尚が掘った部分が残してあります。
そこに消えていくショーネンを、心配そうに見つめるころっけ。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
そんな声が聞こえてきそうです。
往来の人々の安全を願って、のみを握り続けた和尚。
わが母校であり、ショーネンが通う学校の校是、
「BE MEN FOR OTHERS」、そのものですね。
洞門を見学した後、山国川で遊びます。
って、誰が?
もちろん、ころっけです。
嬉しくてたまりません。
鴨やアヒルを追い掛け回します。
まあ、鳥たちはわざと追いつかせて、沖に誘ってる節もあったけどね。
ほかの観光客も大喜びしてました。
メートル級の鯉、数百匹の鱒が群泳する山国川。
覗き込むショーネンとマーシーの間を、変な黒いのが泳いでますね。
もはやカワウソに近い(笑)
この巨岩をうがつ禅海和尚の執念と、
水鳥にかぶりつこうとするころっけの執念と
いやあ、人生、いろいろでございます。
やまなみハイウェーの途中でコロッケ定食。
美味いっす。
豊前高田の昭和の街を歩きました。
「昭和」って、すでにアミューズメントなんだね。
30年代って言うんならわかるけど、
昭和の60年代なんて、ちょっと前のことのように思えるんだけどなあ…
海岸沿いのアップダウンを走っていると、
ツール・ド・国東の悪夢を思い出すねえ。
いやあ、面白辛かったなあ。
どの坂もいちいち覚えてますよ。
竹田津港から徳山へ。
もうすぐお別れ。
楽しい時間はあっという間に過ぎちゃうよね。
門司・小倉、熊野古道に四万十川、そして出雲攻め。
いろんな旅をともにしてきたM沢家。
ショーネンもマーシーも、
これからどんどん難しい年頃になっていくだろう。
けれど、両家の「旅」には参加するって奴でさえいてくれれば、
何の心配もなく、ちゃんとしたオトナになるような気がするね。
そんな「効能」を秘めた「旅」なのです。
次はどこを攻めようかな。
じゃあ、また!