HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

引っ越し余録…の巻

2015-11-20 11:28:22 | 家づくり

引っ越しというのは難儀なものだ。

荷造りも大変だし、いろんな手続きも煩わしいし。





そういえばこれまで、何度引っ越ししたのだろう。



最初は小学校に上がるときだな。


ジジイの転勤で広島から福山に。

俺様は園児から小学生に代わる時期でちょうどよかったけど、一つ上の姉貴は軽い登校拒否になってたな。

「環境が変わって大変だな、お姉ちゃんも」って感じてたのを覚えてる。


で、お帰りはボクが6年の時。

福山の男の子は大半が巨人ファン。次が阪神でその次がカープって時代。


ただ、その昭和50年っていったらアータ、例の年ですよ。

広島が真っ赤に染まったアノ年。赤ヘル初優勝ですね。







もちろんYGマークの帽子を被って、悠然と登校した俺様。

担任になった小田先生が「転校生だからいろいろあるよ。いじめられたらいけないから、その帽子はちょっと」って。


そんな教育的配慮を「思想信条への介入」と受け止めた俺。

まったく耳を貸さず、工作の時間、本棚に堂々のYGマークを彫りました。わはは。


とはいえ、盛り上がるばかりの広島の街。

その熱に身を委ねた方が楽しいなって、さすがのバカも気付き、赤い帽子を買ってもらいました。

もちろん一番高い奴。


ジジイは頭がオカシイほどのカープファン。

頑固な息子の宗旨替えに、大喜びで買ってくれましたよ。ぷぷぷ。


まあ、それにしても凄い盛り上がりだったね。

これは初優勝のパレード。



これが後のフラワーフェスティバルにつながったってのが、広島の都市伝説だ。


そしてさらに後、めんどくさい小学生がビジネスとして、この市民球団にどっぷり漬かるようになるわけよ。

慧眼でなる俺様もさすがに想像しなかったぜぃw


で、次の転勤は社会人になっての山口。

最大の収穫は奥さん。以上終わり。


その後広島に戻り、さらに近場の広いマンションに転居したな。

夫婦二人で荷物も少なかったから楽だったかな。


そしてチビが生まれ、彼が4歳の時に東京。

引っ越しの前日に心筋梗塞をぶちかまし、死線を彷徨ったことは内緒です。うふふ(何がおかしい)


で、広島に戻って、今のマンションに。

12年住んだんだけど、買った値段で売れるそうで、ご同慶の至りです。


で、いろいろと準備してると、さまざまな「発掘」があります。

主に元チビあるいはショーネン、現セーネンのものですね。


無数の遊戯王カードやらミニカーやらソフトビニールの怪獣やら。

知育玩具も山ほどありますね。


で、そのうちの幾つかをリクエストに応じて、職場のお母さん方に。


すると嬉しいことに、コドモさんたちが喜んでくださってるみたい。

待ちわびていた彼は朝5時半に起きて、プレーしてくれたらしい。




別の彼も夢中で興じてくれたみたい。




ありがたい話です。

セーネンも喜んでくれているでしょう。


そーいえば、1歳から英語教室に通ったチビ。

当時の職場の仲良し先輩の奥さんが教室を開設。

奥さん同士も仲がよかったため、求めに応じ、最初の生徒さんになったのでした。


だから彼は日本語よりも英語を先に覚えました。

「バナーナー!(ばなな)」とか「アプー!(りんご)」とか(笑)


その残滓である英語の絵本とCDもまた、いくつかの家庭にお嫁入りです。





大量にあるゲームをFBにアップしていたら、ゲーマーと思われるウッキーさんから銘柄指定でリクエストが。

さすがお目が高い。





思い返せばこれ、当時プレミア。

チビのリクエストで八方手を尽くして手に入れたんだよなあ。

可愛がってやってくださいw


てなことをやってたら、最大の収穫が。

これさ。




年少さんの途中で東京に行ったチビ。

かつての姉貴と同じように、少し登園拒否になりかけたよう。

オヤジも病み上がりで、家庭全体が不安定だったんだろうね。


そこで力になってくれたのが、ハリー・ポッターでした。

http://blog.goo.ne.jp/19960408/s/%B8%AD%BC%D4%A4%CE%C0%D0


ハリーが大好きになったチビ。

自分で額に稲妻の印を書き、ハリーそっくりの眼鏡を掛けて登園するように。

俺もその手を引いて、森繁久弥邸前の坂道を歩いたなあ。

親を実感する瞬間でした。


そんなチビのリクエストに応じ、奥さんが編んだのがこのベストなのです。

ワーカホリックを絵に描いたようなそれまでから、家庭人に舵を切ろうとしていたころのブツ。

その後もいろいろあったわけですが、今回の「再会」に考えるところがありました。


まあ、引っ越し作業自体は思い出せないことが多いアタシ。

ほぼ全般にわたり、奥さんにおっ被せてたんだろうなあ。

その反省に立ち、今回は獅子奮迅の活躍をすることをここに誓い、

はなはだ簡単ではございますが、引っ越しに当たっての挨拶に代えさせていただきます。


そして引っ越し後、落ち着いたら、さまざまなグッズの頒布会を開こうかしらん。

アルコール付きで。うふふ。