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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

改元、タイヘン!の巻

2019-03-31 16:48:29 | 日記・エッセイ・コラム

昔、改元について書いたことがある。

https://blog.goo.ne.jp/19960408/e/ead3b38c57f238411c91ce77b866e9b5

 

 

 同じ地方紙に抜かれ、ただ政府がそのために元号を変えたって夢だ。

 

 

 当時はホードーブチョーさんだったのかなぁ。

もともと「特ダネジャンキー」っぽい人なので、あの頃各社でしのぎを削った「サミット誘致」ネタ辺りが、どこか頭の片隅にあったのかもしれないなあ。

 

その夢は昭和になった時に実際にあったとされている。

毎日新聞が「光文」に決まることを掴み、特ダネとして報じたところ、「昭和」に差し替えられたという。

 

 

 

その64年前の悔しさを胸に毎日は再び勝負し、現場は「平成」を掴んだが、編集幹部の判断は「政府中枢に当たれ!」

 

だけど、当てたら変えられちゃうわけで、現場は「間違いないんです。このまま行きましょう!」

 

でも、結局見送った。そんな話だ。

 

その顛末が先日、ヤフーニュースに出てた。

もちろん知ってる話なんだけど、コメント欄を読んで、驚いたわけさ。

 

なぜならそこはマスコミ批判の嵐。

 

「そんな競争になんの意味がある!」

「マスゴミのやりそうな事。政府の言うことを普通に報じろ!」

「夜中に取材される身になってみろ。思い上がりだ。パヨクめ!」

 

いやあ、凄いなあって、シミジミ。

 

でもね、俺はこうおもうよ。

 

そんな競争があるから取材のパッションとスキルが維持され、偉い人の立派な物言いを疑うことに真実は宿るのさ。

 

思い上がってはならないけれど、取材者はすくむことなく立ち向かうべきだと、そう信じるけどね。

 

明日のお昼には新しい元号が発表される。

 

抜けるのか、抜けないのか、それはわかんないけど、われわれは最後までその努力をすべきだと思う。

 

現場を離れた今、メデイアへの逆風が強まる今、さらに強くそう感じるな。

今からでも編集局に上がって、指揮をとりたいぐらいだなぁ(^^)

 

 

そういえば昨日、この人の前に挨拶する羽目に。

直当たりすればよかったかしら(笑)