先日、セーネンの大学卒業のことを書いた。
そしてこの春、大学院に進学なさった。
入学式に行ってみたかったんだけど、コロナ禍なので出席は本人限定。
「校門の前で写真を撮ることもご遠慮ください」って徹底ぶりでやんした。
「写真を送って来てね」と頼んだわけだけど、それがこれ。
いやあ、ホントに入学したんだなあ。
そこで思い出したのが、姉貴の打ち明け話。
セーネンの祖母であり、私の母であるババのことだ。
若干教育ママ風味のババさんは生前、中学生だった姉貴にこんなことを言っていたらしい。
「ママの夢は、HAPPYMANちゃんが東大に、貴女が芸大に行くことよ」って。
姉貴は3歳からガチでピアノをやっており、海外留学なんて話も多少はあった。
一方の私は当時、5人に1人が東大に入る中学に進んだので、まあ、あながち夢物語でもなかったわけ。
ただ、ボクは間もなく学年でもドベの超劣等生の道を驀進。
ピアノで芸大となると、レッスンのため毎週の上京を余儀なくされるわけで、姉貴も断念。
ババの夢は雲散霧消したのでした。ぷぷぷ。
姉貴にセーネンの芸大の大学院進学を報告したところ、以上のような話を聞かされたのさ。
そして姉貴は「ママさんの夢をあっくんは一人で実現してくれたね」と。
そう言われりゃそうだな。
ババが生きてたら、ホントに喜んだだろうなあ。
彼は大学2年で起業し、経営者でもある。
入学式の後、最近フォロワーが1万人を超えた自身のTwitterに「脳が千切れるくらい考え、死ぬほど動いて全てを両立する一年にします」とつぶやいていた。
いやあ、なんだか不思議な感じがするな。
こんなにちっちゃかったのになぁ。
それにしても愉快な仕上がりになりました。
これからも、社会を「彫刻」し続けてください。
入学おめでとう。