マテバシイは、日本固有種のブナ科の常緑高木です。葉っぱが大きく、ドングリをつけることが
特徴です。丈夫な樹木です。公園内で良く見かけますが、高さ15m以上、幹径60cmにもなる大木
ですので、今までに花を見る事がなかったのですが、今年の4/27日 花と思えるものを見ました。
(雌花)半信半疑ですが・・?
果実は長さ1.5~2.5cmで長楕円形のドングリで、翌年の秋に褐色に熟します。マテバシイは、網目
で椀状の帽子を被り、他のドングリに比べやや大きめです。また、実は渋みの元となるタンニンが
少ないのでアク抜きもせず美味しく食べられるため各地で植栽され、その昔飢饉時などの食料とさ
れたようです。
子供の頃、ドングリを食べると吃音(どもり)になると言われていました。(マテバシイ以外か?)
今年のドングリは青々です。
去年のドングリです。
公園の樹木の下は、去年熟したドングリが歩道上に落ちていて歩くたびにバリバリと音を立てます。