2021年も残すところ2週間となりました。あわただしさの増す年の瀬、朝夕のラッシュ時には、
それぞれの目的地に向かう人々も足早になってきた気がします。
「エスカレーターで歩かないことを求める」条例実施が、2021年10月、埼玉県で始まりました。
全国で初めてのことです。
皆様は、こんなポスターを見た事がありますか・・? このポスターは、私の利用駅に張られた
のは「2014年」ですが、納得しがたい内容に気にも留めずにいたが、「エスカレーターでは歩か
ない」はこの頃から問題視していた割には、全く定着していないのが現状です。今更、罰則のな
い条例は効果があるだろうか・・? あなたはどう思う・・❔
ある日のラッシュ時のエピソードです。
「もともとエスカレーターは立ち止まって乗るためのもの」の一節をかたくなに守ろうとする正義感
の強い小父さんに怒鳴られる青年がいました。
「エスカレーターに乗るなら歩くな!!」突然の怒鳴り声に一瞬足をとめたが、後ろに続く大勢の人々
を見て歩き始めたが、小父さんの罵声はなおも続く「規則を守らん奴はろくな者にならん」と云う訳
だ。東京では、ラッシュ時には、急ぐ人の為に右片側を空けるシーンは暗黙の了解でありルールとし
て定着しているので、当然急ぐ時は右の列に並ぶ選択肢がある。
他愛ない事だが、左側に乗っている小父さんが怒鳴り散らす問題ではないと思うが、この師走の慌た
だしさの中で職場に急ごうとする人達に先輩として、もう少し寛大な気持ちを示せれば良いのにと思
うし、「人の振り見て我が振り直せ」のことわざ通り、他人の行動を見て、良いところは見習い悪い
ところは改 ためる事さえ出来れば、イライラや誰かを責めたりする事からも開放されて世の流れ、人
の流れに心地よく乗って行けると思うのだが・・? 特に、コロナ禍では少数派は息苦しいと思う。