ソメイヨシノが開花すると同時に春を待ち構えていた花々が一斉に咲き出しました。
日曜日は、コロナ禍の制限付きの生活から堰を切ったように、どこもかしこもお花見の人々で
あふれていました。新しい生活様式でのお花見スタイルも変わりました。花を見上げてそぞろ
歩きで通り抜けるだけ、ちょっと寂しい気もしますが、しっかりマスクを付ける習慣が守られ
ている事が良かった。その内マスク無しの日々が戻って来ることに期待したいです。
散歩路の公園内の樹々も新芽が目立ち出しました。桜は8分咲きですが、コブシもモクレンも
散り始めました。散りゆく花達に想いを馳せながら、コブシ3種類をブログネタにしました。
✿ コブシ(辛夷)モクレン科の高木で公園木や街路樹でよく見られます。花色は純白で六弁花
で全開します。
✿ ヒメコブシ(姫辛夷)姫コブシの花は、直径が6~11センチとコブシに比べると大きく花弁
数は9~20枚以上と豪華です。花の色は淡いピンク、公園で見られるこの花は、四手コブシ
の園芸種として改良されました。
✿ シデコブシ(四手辛夷)の名前の由来は、四手とは「玉串や注連縄(しめなわ)などに下げる
紙」の事だそうです。(ウェブ検索より)そよ風になびく花びらを見ているとな~る程と納
得しました。環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧に登録されているとの事で、
「生きている化石」とも言われる貴重な植物です。花色は、白色で、花びらは細長いリボン
状で12~20枚以上外向きに咲きます。