メモ帳４０９ページ目 野草に出会いたくて・・・

ここ数日は陽気続きで桜の花びらが道路のあちこちに塊を作っている。

今年の桜を心行くまで愛でたら、なぜか気持ちが落ち着いた。
例年なら花吹雪も、散りゆく桜が川に浮かぶ風景「花筏」を見るまで追っ
かけをしたものだが、今年は去るものは追わずに静かに送る事にした。

桜が去ると、木々は新緑の葉が目立つようになった。
野草の開花が気になるので、自然観察園へ出かけた。豪華絢爛な桜と
は違い、自然の中でひっそりと咲く野草の素朴で可憐な花達は特別な
魅力がある。ましてや2～3日で去ってゆく野草は見逃したくないので足し
げく通う事になる。

昨日は、見たかった花達に出会えラッキーを連発するほど幸運に恵まれ
た。これからは毎日出かけてもからふりはなさそうだ。

クマガイソウ

ニリンソウ

クリンソウ

ヒトリシズカ

シュンラン

メモ帳４０８ページ目 桜の美しさは格別です

都内の桜が見納めになるであろう日曜日は、晴れのち曇りのち雨を
繰り返す花冷えの一日だった。

それでもお花見を済ませていない私達は、花びらが舞い散る木の下
に陣取り酒盛りを始めたが、お天気がよければ冷たいビールは格別
だが、ダウンコートが手放せない状況ではなんとも様にならずさっぱり
テンションも上がらなかった。

桜は場所によって花の表情がまったく違い、思わず綺麗と声を出して
褒めてまわる。そしてあ～～日本人で良かったなぁ・・・と思う。

日本列島と桜、日本人と桜、お花見と酒盛りって何故か切っても切れな
い縁でつながっているようだ。

2014年春　無事桜のお花見を済ませました。
これからはお花畑を巡り、沢山の逞しい花達に出会いたいと願っている。

メモ帳４０７ページ目 去り行く春つげ花

ソメイヨシノが咲きそろい、どこの花も綺麗である。
あいにく週末は花散らしの雨の予報が出ているが、それでも今のところ
花見の予定に変更はない。

桜が満開を迎える頃には、春告げ花の白い妖精達は花びらを散らしな
がら静かに去る準備をするようだ。
花の季節を促すように一番にやってくる真っ白い妖精達、爽やかな香り
を放ち花好きを酔わせたまま去っていくかと思うと来年の春がとんでもな
く長く感じる。

花の命は短いだけに見逃しては勿体無い気がする。今年も花達との出会
いに癒され元気を貰いました。

ハクモクレン

コブシ

ユキヤナギ

シデコブシ