Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

う~ん.....

2010-10-18 09:47:25 | 映画
本格的肉体アクション????
そんな触れ込みも、一時代前のものに感じてしまう。
武器は素手、足、肉体、腕力、ナイフ、拳銃、マシンガン、プロペラ機……と登場する武器はさまざまだが、CG全盛の時代におそろしいまでにローテク。
老いたスタローンをはじめ、80年代の肉体派アクション映画で主役をはってきた筋肉自慢のスターたちが一堂に会するオールスター映画。
ジャンクロードバンダム、スティーブンセガールは出ていないよ。
シュワルツネーガー、ドルフラングレン、ジェットリー、ミッキーローク、ブルースウイルス等々。
全出演者の淡い映画的記憶が甦る仕組みになっている。
でもスタローンが好きな、実に超男臭い活劇だ。
傭兵部隊の「エクスペンダブルズ軍事政権下にある南米の小国に潜入して、国家転覆を目論むというプロットは「特攻大作戦」などにありがちなもので、そこから展開されるストーリーは「全く無い」に等しい。
面白いことに、彼ら傭兵部隊には“プラン”がまったくないのだ!
ノープラン、ただのアホの集まりではないか!!!!
頭脳よりも筋肉、筋肉を隆々とポンプアップさせて登場しているマッチョ系アクターにふさわしい戦場になっている。
ただし善玉を集めすぎ、優雅でカラフルな悪玉の不在を招いたのが痛い。
ヒロインも最後にスタローンが駄目だしするぐらい、不細工だったし....
オールスター映画としても、欲をいえばスタローンに並び立つ“両雄”的存在がほしかった。
ただ、トムクルーズはしょせんトム。
ジャッキーチェンはジャッキー、で有るかのように、スタローンはスタローンだった......
正直久々に映画館を早く出たいと思った映画である。
それを決定付けたのが、エンドロールでの長淵剛、オッサン臭すぎる....
見に行かなきゃ良かった......