Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

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多事総論

2011-06-02 13:42:14 | 映画
アジアカップで行っていたシステム(4-2-3-1)ではなく、新システムの(3-4-3)を試行したA代表。
なぜ、新たなシステムを用いたのか?
日本代表が研究されているから。これから新たな進化を遂げる為にも、世界の強豪の仲間入りを果たす為にも、W杯を勝ち抜くためには新しいオプションが必要なんだろう。
海外でプレイしている選手も多いのと、国内の人材も新しく増えてきている。
新しく進化するためには絶対に必要なチャレンジ。
チャレンジしてみなければ分からないことっていうのも沢山あるし、それを早くやったのが昨日のチャレンジ。
だから7日のチェコ戦はベストメンバーで新システムをチャレンジしてほしい。
後半に本田が入ってパスがスムーズに回って、今までの「らしさ」が出た。
本田は相手のディフェンスに押されはしたが、少し倒れてスグ立ち上がると同時に、瞬時にワンステップでシュートを打った。
ゴール枠を捉えるのは基本だから、良い悪いを論じられないけれど、すごくに可能性を感じるようなシュートで、本田のシュート力を、タフさを十分に証明するようなプレーだった。
長友が相手攻撃からボールを奪うシーンでは、自分の間合いにして、しっかりと止まって、相手の自由を奪って、相手のプレーをコントロールしてボールを奪う。
これは厳しいイタリアリーグでやっているところのプレーでしょうね。
随所には出場時間が短くてもよい仕事をしていたんだ。
ふりかえると前半の日本は全く攻撃が機能せず、中盤から前へのパスが良いタイミングで出せずに、マークを外して引いて来た選手に出すだけになってしまったために、ペルーの守備陣を全く崩すことが出来ないスローな攻撃になってしまった。
ボールを奪ってから速い攻撃が出来るはずの3-4-3も、サイドの西と安田が守備で低い位置に引っ張られ、攻撃になっても相手に前へ行くのを止められると、相手の罠にかかるだけの状態になってしまいボールが回ってこなくなり、結局は中盤でこねて攻撃スピードも落ちて、相手に守りきられてしまう。
そう言う意味では前線に強さがある1トップが欲しかったな。
今回の前田はペルーからガッチリキープできないし、でも岡崎や関口が前田以上の仕事が出来るわけではないし、不安だから廻って来ない、そんな印象。
後半になって本田がトップ下に入ると、それまで1トップの位置で窮屈そうにしていた前田が、本田というキープ元を得たおかげで、ここぞとばかりに自由なポジショニングでボールを触りだし、ポジション変化で、どんどんと後ろから選手が入り込むようにもなってきたしね。
でも最後には点が取れないままに遠藤と長谷部の運動量が落ちてきてしまい、それをカバーするために本田が後ろへと下がってしまった事で攻撃のリズムが作れなくなり、とうとう日本全体の足が止まってしまって個人力に優れるペルーに押されっぱなしの展開になったところで何とかドロー。
でも実はペルーの本気度は相当なもので、全ての選手が常に献身的なカバーを見せて、最後まで日本の選手を自由にさせない働きを見せて、それだけ海外組の活躍が日常茶飯事になった日本に対するリスペクトもここまで来たか、と言う実は見えない進化も有ったのだ。
最後に出てきた唯一アジアカップでプレイをしていなかった森脇が積極的なプレイでアピールし、西はプレスがかかる中でもボールを落ち着いてさばけていたし、ちゃんと見所があったんだよ。