水族館で働く父は妻との死別後、自閉症の息子を男手ひとつで育ててきたが、ある日、自分がガンで余命わずかだと知る。
自分が亡き後も息子が普通に暮らせるようにと、世話をしてくれる施設はなんとか見つけ出したが、父にはまだ息子に伝えるべきことが残されていた。
ジェット・リーが脚本にほれ込み、アクションを封印して主演した親子のきずなを描くドラマ。
僕の好きなクリストファー・ドイルが撮影、そして久石譲が音楽を担当。
久々のアジア映画。
注目は、なんといってもアクションを完全封印したジェット・リー。
こんなに優しい目をしていたんだと驚かされる。
自閉症の息子を持つ父親が、周りの人々に助けられながら暮らしている。
せっかく今の中国の一般的な生活をドイルならでわの色使いで垣間見ることができる。
褪せた色彩感、ドイル独特だ。
通りに面した店、裏庭を挟んで主人公の家がある季節感、空気感や生活感が、リアルに感じる。
水族館も同様、しっかり色彩が無いので、変に周りのキャラクターたちもしつこくない。
父が自閉症の息子のために残された時間をすべて注ぎ込み、自分がいなくなっても生活できるよう知恵を授けていく。
さらに、いなくなってしまった自分を息子が探すことがないよう、先を見越した策を講じる姿に父の息子に対する深い愛情を感じる。
父が亡くなったあとの息子の行動がやや心を打つ。
とくに、最初から出てくる犬のぬいぐるみの扱いがいい。
ただ、なんか、落としどころが無いような気さえした。
切なさが足りない、父の死後の息子の表情が足りない...そんな気がしたのは僕だけかな。
自分が亡き後も息子が普通に暮らせるようにと、世話をしてくれる施設はなんとか見つけ出したが、父にはまだ息子に伝えるべきことが残されていた。
ジェット・リーが脚本にほれ込み、アクションを封印して主演した親子のきずなを描くドラマ。
僕の好きなクリストファー・ドイルが撮影、そして久石譲が音楽を担当。
久々のアジア映画。
注目は、なんといってもアクションを完全封印したジェット・リー。
こんなに優しい目をしていたんだと驚かされる。
自閉症の息子を持つ父親が、周りの人々に助けられながら暮らしている。
せっかく今の中国の一般的な生活をドイルならでわの色使いで垣間見ることができる。
褪せた色彩感、ドイル独特だ。
通りに面した店、裏庭を挟んで主人公の家がある季節感、空気感や生活感が、リアルに感じる。
水族館も同様、しっかり色彩が無いので、変に周りのキャラクターたちもしつこくない。
父が自閉症の息子のために残された時間をすべて注ぎ込み、自分がいなくなっても生活できるよう知恵を授けていく。
さらに、いなくなってしまった自分を息子が探すことがないよう、先を見越した策を講じる姿に父の息子に対する深い愛情を感じる。
父が亡くなったあとの息子の行動がやや心を打つ。
とくに、最初から出てくる犬のぬいぐるみの扱いがいい。
ただ、なんか、落としどころが無いような気さえした。
切なさが足りない、父の死後の息子の表情が足りない...そんな気がしたのは僕だけかな。