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THE Debt

2012-01-15 07:03:02 | 映画
飛行機の中で見たので、多分日本未公開。

注目すべきキャスティング あえて言わせてもらうなら ストーリーよりキャスティングに注目。
ダブル主演のヘレン・ミレンと ジェシカ・チャステイン、そしてサム・ワーシントン。
その他、地味な俳優さん揃いですが 演技が良いです。
イスラエルから共産主義が支配する 東ベルリンへと潜入した3人のモサド諜報部員たちは、ナチ戦犯を捕らえる。
しかしその後30年、葬られたはずの過去に苦しめられる3人。
彼らが背負っている債務(debt)とは。
諜報部員の一人、レイチェル(30年前)を演じた ジェシカ・チャステイン。
ジェシカの演技力が大きいと思いました。
これから大いに期待したい 女優さんです。
レイチェルの30年後を演じた ヘレン・ミレン。
ジェシカとキャラクター作りを協力し合い、より同一人物に見せようと努力したそうで こちらも素晴らしい演技でした。

諜報部員の一人、デービッド(30年前)を演じた サム・ワーシントン。
心を開かないという点では 諜報部員にぴったり。
ずっとそのスタンスでいてほしかったんですけどね、ストーリーがそうさせない。
あっさりフェード・アウトで 物足りない感じがしました。
諜報部員の一人、ステファン(30年前)を演じた マートン・ソーカス。
リーダー的存在のステファンを 好演。
でも 後半はズタズタでしたね。
『ロード・オブ・ザ・リング(2003)』にも出演していたそうです。
ネタバレになっちゃいますが… ナチ戦犯だの東ドイツなどと描いているわりには実際 “ラ〇・ストーリー”なんですよね、この作品。
モサドとしてのレイチェル(彼女の心の葛藤)に重きをおいてほしかったのに、こんなに感情をコントロールできない“諜報部員たち”って… ありえない。
もう少し知的な内容を期待していたので、残念。
とにかく キャスティングは良かったと思うので、彼らの演技を見るという意味では まぁお勧めしてもいい感じ、です。


そして追加で速報を。
とうとう、バットマン・ダークナイト・ライジングの初日公開分の前売り券が全米で発売されました。
公開は2012/7月ですよ!
その売れ行きがすさまじいらしいです。
前作のバットマン・ダークナイトは僕の中では過去最高作品のベスト5には入りますから、超期待しています。
しかし残念なのが、クリストファー・ノーラン(監督)、クリスチャン・ベール(主役)が今回で最後らしいのです。
非常に残念ですね~
これだけは本当に興奮物です~
待ち遠しい~