これ、見覚えがあるでしょ~
マンセル色環図。
美容師の世界では、結構頻繁に頭の中に出てくるんですよ~
もちろんヘアカラーをするときにね~
アジア人の髪の毛の中の色素は、左上半分と考えて於いてください。
黒、赤黒、オレンジ黒、黄色黒、そんな感じでしょ。
たとえば、赤黒い髪の毛の人が「紫色にしたい」とリクエストがあると、「青」を髪の毛に塗って「紫」にしたりするんですよ。
もしくは反対の色の「緑」や「緑みの青」を塗って、「赤黒み」を消してそれから「紫」を塗るという手間をかけるんです。
日常良くあるのが、カラーをして数ヶ月経つと、載せていた色も落ちて「黄色黒」い髪の色になりますね、ヤンキーの姉ちゃんみたいな色ね。
そう言う「黄色」みを抑えたい、と言うリクエストの方には、青紫をかけるんです。
でも考えてください、色は白いところに描くから、色が見えるんです。
髪の毛みたいに、黒い物にいくら色をつけても「黒」でしょ。
だからカラー剤の中には「脱色剤」が入っていて、一旦髪の毛の色を明るく黄色くしているんですよ。
そして、希望の色をつけていくと言う工程なんですね。
以外に大変なのは理解して於いてくださ~い。