
言い換えれば、スターウォーズのようなエピソード1...そんな感じかな。
トニー・スコットと言えばデンゼル・ワシントン。
そしてリドリー・スコットといえばラッセル・クロウ。
過去の映画では「グラディエーター」「ロビンフッド」「アメリカン・ギャング・スター」
そして「ブラック・レイン」「ブレードランナー」、チョット嗜好を変えると「ハンニバル」「ブラックホークダウン」
作品はどうであれ、リドリーSFに飢えてたファンが期待してたのも事実。
「人類の起源」と言う記号持ち出して、見る側の知的好奇心くすぐってくる+α、エイリアンがコレから如何にして出てくるか的雰囲気を醸す宇宙を舞台にした作品ですから期待感は大きいですよ。
プリクエルでなくても期待します。
それで、これがエイリアンと地続きなのか?という疑問はさて置き。
兎に角、VFXが圧倒的ということ!
3Dとここまで相性がいいか!というぐらいの美しさ!
思わず見惚れてしまうシーン多数!
もうこれだけで観る価値があるという!
で!だからこそ、というか。
それ以外の部分がどうにもアンバランスな印象を持ってしまって。
ストーリーが結構微妙な舵取りというか。
哲学的なテーマに話を切りたいのか?
エンタメに寄って行きたいのか?
ヘビーなグロさを醸したいのか?
モンスターパニック?クリーチャーパニックに転じさせたいのか?
そこが今ひとつ計りかねる。どっちつかずの印象つーか。
真意が掴めず。
持った印象はごった煮。
なんとも不思議な味わいの映画でした。
個人的にはノオミ・ラパスが徐々にハリウッド大作に出演してきたな~、そんな感じ。
完全「ドラゴンタトゥーの女」リスベット・サランデルから脱却している。
ただ声は剛力彩芽はきついな~