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脳男

2013-02-20 04:53:13 | 映画
生田斗真主演の江戸川乱歩賞を受賞した小説の映画化。
桁違いの身体能力を持ち、感情を持たない「脳男」のサスペンス。
都内で爆破事件が発生、犯行には舌を切り取られた女に爆弾を巻きつけれれていた。
刑事は犯人のアジトを突き止めるが、確保できたのは身元不明の男。
犯行手口の異常さから精神鑑定を受け、担当医は、感情を出さない犯人に興味を抱く。
松雪泰子、江口洋介、二階堂ふみ、太田莉菜ら。
感情が欠落したら人間はどうなるの。
ロボットと同じ?。
ありと、あらゆることを1つ1つ教えていかなければ行動できない。
コンピュータにプログラミングするような作業が必要だ。
プログラムを間違ったら、誤った判断能力を身につけてしまう。
善悪を裁くのは道徳心や正義感ではない。
悪は葬れというプログラムをインプットされたからにすぎない。
痛みをも感じないのは、まるでターミネーター。
主人公を中心に、脳神経外科医、社会復帰を果たそうとする少年、悪を憎む熱血刑事、爆弾魔の少女を絡め、何が悪として認め裁きをかけるのか?と言うことを問いかける。
更生に理解を示しながら、理想と現実のギャップを突きつける。
無表情を貫く生田斗真もいいが、狂気を隠さ無い犯人を演じた二階堂ふみが作品に彩を与える。
ただ、スキが多い。
もっと「いきさつ」を詰め込んでもいいのではないかな。
頭からジグソーバズルの1ピースが欠落した。
ピースが欠落した人間を生み出すのは、複雑な人間関係を強いる現代社会だという現実を感じる。