Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

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ジョニデ

2021-09-28 09:33:32 | 映画
冒頭のシーン。良く見る外国製作映画では適当な日本語、日本人以外が演じる日本人。そんなのは存在しないと分かる設定等があげられる。
しかし冒頭の子守唄を唄う歌の曲調や歌詞の引っ張り具合、唄うさまは日本人独特のイントネーションだった。
しっかりと日本人にも見てもらいたいという思いが感じられる。方言を使い、キチンと文節が成り立ったセリフ。
今まで日本人として登場していた映画ではかなり優れているように思える。
だからこそ、映画へと引き込まれる。
水俣病の確認から約半世紀、小学校時代に社会科の授業で習った程度。
しかし私でさえ生きていた時に起こった事件でもある。
写真かがいなければ「世に存在を知られることもなかった」...今はそんな時代ではなくなった、良い意味でも悪い意味でも。
そんな世の中だからこそ、リアルとフェイクを見定めなければならない。
たとえ映画であってもフェイクはあってはならない。それは当事国に生まれたからこそ。
ただ現在の人たちはダブルスタンダード。
声高に勧善懲悪を謳い、悪に対して徹底的に名を伏せてSNSで発信しているかもしれない。しかし自分の私生活を完璧に振り返った時、どこか脛に傷を負っているもの。
そこまでにクリーンな人間って存在するのだろうか?
現にこの映画も、主役のジョニー・ディップは居住国にて有罪判決を言い渡されたが為に、上映は取りやめられている。
良い役を演じていても現実生活では有罪判決。
逆に、細かいこと迄にこだわり過ぎなのだろうか?そんな完璧な人なんていない、だからこそ「悪」解っている事は軽い気持ちでも、些細なことでも行わないほうが良いのだろう。
ちょっとエンドロールの世界で起こっている数々の事件には少なからずとも普段の生活で使っているものとかも係わりが有るのではと考えた時に、自分自身の生活にも辟易とする。


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