Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

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良い面のティム・バートン

2012-11-15 06:06:01 | 映画
「リンカーン秘密の書/リンカーン・バンパイヤ・ハンター」
リンカーン大統領が実はバンパイア・ハンターだった。
という設定は、実際はそうではないはずだろうが、何か書物や伝記的なものでリンカーンにそのような言い伝えがあったからこのような発想になったのだろうか?
タイミングよくアメリカでは大統領選挙が行われていた。
それにぶつけてきたのかもしれない。
監督、製作は二人ともホラー好きな関係者。
吸血鬼退治は、良識あるアメリカ人から見れば大統領にはふさわしくない汚れ仕事かもしれないが、そうさせた脚本に脱帽する。
リンカーン大統領に象徴される古き良きアメリカへの敬愛を、古き良きアメリカ映画を現代に甦らせる、という形で表明する。
そのための旧時代の悪として“バンパイア”が設定される。
それに旧時代の名作西部劇などの様に、牛の集団暴走、疾走する機関車の屋根での格闘、燃え落ちる鉄橋などの定番シーンの数々と、バンパイアを組み合わせて現代的なド派手映像とした。
当然3D。
「風と共に去りぬ」のような旧アメリカ南部の豪邸の舞踏会も、バンパイアに主催させて、かなりアクの強い光景に見せている。
もちろん、バンパイアによる下僕支配は、旧アメリカの黒人奴隷制度の比喩。
南北戦争で銀食器類が徴発されたのも、リンカーンの妻が悪妻だと言われているのも、実はバンパイアのせいだったといった史実ネタも随所に絡められていると思う。
リンカーンの愛用武器が斧なのも、彼の「木を切り倒すのに6時間もらえるなら、私は最初の4時間を斧を研ぐことに費やしたい」という言葉からかも知れない。
こう言うのって、昔の自国の代表を愛している、同国民が喜んで鑑賞するのだろうな。
まぁ~ティム・バートンにスプラッターが戻ってきて「毒」っ気が入っているのが、ディズニー映画じゃないティム・バートンたる所以か?
バートンはこうでなくっちゃ。


ちょこチョコおしゃれな街

2012-11-14 06:10:09 | 町ネタ(京都編)
ここは河原町通りの荒神口下がったところ。
いわゆる、京の七口の一つですね。
樋爪口、丹波口、鞍馬口、荒神口、などなど。
そんなうんちくよりも、今日のご訪問は「sampo」さん。
焼き菓子のお店です。








いわゆるクッキーなどもたくさんおいて有りましたが、その日に作ったようなカヌレやタルトなどもありました。
特にカウンターに並んでいるのは、どれも美味しそうです。
こう言うのを、お土産に持っていくと喜ばれるだろうと思います。
何故って、ボクがこう言うのだったら喜ぶから。
そんな勝手な発想。
満足するだけ買おうとすると高価になりますが、5,6人でシェアするなら全て買いあさっても良いくらいですね~
そんな大人買いに憧れるな~
そんな訳で、ぜひぜひ。


深層心理がやられる

2012-11-13 07:06:07 | 映画
最新作「コスモポリス」のプレス資料にある監督デビッド・クローネンバーグの発言に引き寄せられた。
ニューヨーク金融界を背景にしたドン・デリーロの原作に惹かれた理由を「会話」と言い切る監督は自ら脚色する際もまず、原作の会話を書き写すことから始めたという。
言語の魅力に向けた意外とも思える監督の執着はフィルム・コメント誌のインタビュー記事でも反復されている。
そこでは映画にとって会話は邪魔とする映像優先主義への反発も強い調子で示されていて、クローネンバーグ映画の視覚面ばかりについ注目しがちな観客への警句ともなっている。
実をいえば「危険なメソッド」初見時に多分、熱烈なファンほど覚えるはずの肩すかしめいた感覚を超え、真の醍醐味へと至るためのヒントもここにあるだろう。
20世紀初頭、時代の優雅な節度をはみ出さぬまま「危険なメソッド」は、フロイトとユングの出会いと別れ、はたまた後者の患者で愛人となるロシアから来た娘との危険な関係を凝視する。
一見、文芸メロドラマ風の破綻のない語り口。
だが、往還された手紙の言葉、そこに響く肉声を物語の導き手とする映画は、精神分析の場面でも“談話療法”、言語化の作業にこそ目を注ぐ。
夢も回想もトラウマも映像として再現しようとはしない。
その禁欲。
自身を縛る抑制の頑なさが人と時代の裡にうごめく病みを妖しく照射していく。
「治療の過程で自ら病まなくてはいけないのか」と訊くヒロインに「自身が傷ついてこそ治癒の可能性がある」と返すユング。
背景と乖離(かいり)した結末のその顔に自らの言葉が改めて響く。
凄絶な恐怖と悲しみを刻んだ彼の顔をみつめ、やがて欧州を、世界を覆う血の海を思わせる監督、映像で見せず言葉で描くその静かな映画に冴えわたる痛みの激しさにおののこう。


祇園の大和大路下がる

2012-11-12 06:00:55 | 町ネタ(京都編)
祇園の大和大路下がるにある小さなビストロ「グレロ」さんへ。
こっちの東方面は、烏丸界隈のボクにとっては遠いのと、どうしても「祇園」と言う響きが料金が高そうな感じがして、敬遠がちでしたが、小規模で価格も手ごろと聞いたので来てみました~
この店の隣近所には、似たようなお店があるのでウッカリ間違えてしまいそうで、気をつけなければ活けません。








店内は6人が座ればイッパイみたいな感じです。
しかし小さいけれども侮ること無かれ、お料理も、お店の方もGoodですね~








お料理は、どうしてもボクは食べ過ぎてしまう傾向にあるので、かなり抑えました。
そして呑む量もかなり我慢しました。
それでもビール4杯ぐらいで7500円はやはり掛かりましたね~
これが祇園価格なのか~
それは大げさでしょうが。
お姉さんがいる呑み屋も良いのでしょうけれど、こう言った食事どころも祇園町に増えて欲しいですね~
ぜひぜひ。


案外ブルース・ウイルスは映画に出ている。

2012-11-11 07:09:15 | 映画
「スーパーマン」をリブートする「マン・オブ・スティール」でスーパーマン役にも抜てきされた注目の若手ヘンリー・カビルを主演に、ブルース・ウィリス、シガニー・ウィーバーが脇を固めるサスペンスアクション。
スペインの海辺のリゾート地に、家族とバカンスにやってきたアメリカ人青年のウィル。
しかし、海上のクルーザーから家族が何者かに誘拐された上に、捜査を依頼した地元警察に襲われてしまう。
そこへ突然、父親のマーティンが現れウィルの危機を救うが、そこでウィルは父が実はCIA工作員だったという事実を告げられる。
ほどなくして父も凶弾に倒れ、異国の地で孤立無援の状態に追い込まれたウィルは、自分と家族が国際的な陰謀に巻き込まれていたことを知る。