Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

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8月の家族たち

2014-04-20 05:43:09 | 映画
アメリカの片田舎に、父親失踪の知らせを受けた三姉妹が集まる。
そこから始まる家族の秘密の暴露。
母親が薬物依存症、父親がアルコール依存症というキャラ。
父と母、長女と夫の夫婦喧嘩。
物語に自殺が絡む。
母子の葛藤。
多くの映画へのオマージュで埋め尽くされている。
機能不全を描いた物語は、救いのない悲劇として普通は終わる。
多分、原作も辛辣かつ悲壮で全く救いを感じさせないはず。
でも映画ではそうには行かないだろう~
悲劇は保ったまま、一筋の光を最後に差し込まないと。
その力になるのがジュリア・ロバーツであり、メリル・ストリープだと思う。
ユアン・マクレガーに今流行のベネディクト・カンバーバッチ。
実力者が揃うと、こうも良い映画になるんだね。
コレが本年度のアカデミー賞モノだったかもね~


運動のついでに

2014-04-19 05:32:55 | 町ネタ(京都編)
運動についで?
映画を見終わってから、三条新京極から元田中まで1時間ほど歩いた。
それは猛烈におなかを減らして「ワンタン」を食べるため。
こんな風に僕の生活の基本は「戦い」だ。








「ワンタンショップ70」
そんな店、聞いたことすらなかったけれど...
頑張って来てみるモンだね。








小鉢いわゆるタパスが多い店ですね~
やっぱりワンタンを調理するのには多少時間がかかるからだろうね~








上から「豆ミョウとセセリ」
「ニラのユッケ」これ案外シンプルな料理なのに美味しかったな~
「蓮根のサラダ」
「魯肉飯」パクチーが効いてアジア風な丼です。コレも美味しかった~
で、ビールを何杯も飲みながらメインのワンタンを待つわけですね~
ワンタンは「焼きワンタン」と「鍋焼きワンタン」をチョイス。
ワンタンでもなめて掛かってはいけませんでしたね~
ナカナカの物です。
だから案外☆☆



リベンジ・マッチ

2014-04-18 05:41:30 | 映画
日本だけでなく、ハリウッドも高齢化だよ。
「スペース・カウボーイ」「最高の人生の見つけ方」「グラン・トリノ」「RED レッド」、みんな老人映画。
67歳のシルベスター・スタローンと70歳のロバート・デ・ニーロの「リベンジ・マッチ」も。
スタローン、デ・ニーロそれぞれのボクシング映画「ロッキー」と「レイジング・ブル」。
それが戦ったらどうなるのか?
ソチ五輪風に例えるならまさに「レジェンド」
しかし年齢が年齢だけに、ボクシング映画にはならず、過去の2人の作品のパロディと老人映画をメインにした、ウイットに効いたスポーツ・コメディ。
いろいろなところがゆるい映画。
にもかかわらず、この映画は楽しめる。
その理由はスタローン、デ・ニーロの両ファンへの徹底したサービス精神。
生卵の一気飲みや精肉工場でのトレーニングといった「ロッキー」のパロディや、マフィア役を思わせる饒舌で血の気の多いデ・ニーロに、嬉しくなる。
案外期待せずに行ったのに、意外に楽しめた映画だったね。


庶民 2回目 昼飯に

2014-04-17 06:27:44 | 町ネタ(京都編)
最近気に入った「庶民」
でももう飽きた「庶民」
次は観光で誰かを案内するときに来るだろう「庶民」
相変わらず夜は混みまくっていて入れる雰囲気はゼロ。
だから11:00からご来店。
さすがに入れます。
そして昼酒&ランチ?
これがランチ?
ここでもとを取るような原価割れメニューなら、お造りかな~
焼酎は¥200
お造りのクオリティーは高いですね~
☆☆☆



あなたを抱きしめる日まで

2014-04-16 05:36:32 | 映画
幾ら辛い日々をすごしていても...今が自分にとってダメなときでも...ユーモラスな瞬間をどこか自分で持ち合わせれば、何か良い方向へ向かうんじゃないだろうか?
良かった人生って、そんな瞬間を思い出させてくれるものだろう。
この映画はどこか乾いたユーモアと冷静な自分自身への批評を示してくれている。
ある昔、明らかに自分の過ちから、修道院での規則で無理やり息子と引き離された母親が、50年後、自分の過去を偽るのも罪だと思い、生き別れになった息子を探し始める。
ストーリーは実話。
シットリと心寂しい映画になるか、当時の修道院の行為を糾弾するような社会派映画として描かれるところだろう。
これはどちらでもない。
純真なまま、年を経た信心深い主人公と、息子探しを手伝い汚名を挽回しようとする、元BBC記者で英国政府のスタッフの対照的なふたりのどこかドライなユーモアがセンチメンタルな雰囲気に陥りそうな映画のカラーを乾燥させてくれる。
一定の距離感や、深刻な中に時おり笑いが入る加減は、シリアルになるであろう展開に微笑みをもたらす。
どこかとぼけた味。
どこか世間ずれしていない。
そんな2人の掛け合いもこの映画の良さかも。
ラストの主人公の選択は気高く、慈愛に満ちている。
シビアな現実に目をそむけない...
自分の過去の過ちが有ったからこそ、こう言った仕打ちが有った...
辛くても、一度は逃げたいと思うが、それをも受け止めてしまう...
彼女のそんな生き様に襟を正す思いをする。
しかし彼女は万能の聖人ではなく、愛おしい隣人のよう。
チョットしたユーモアに換えて辛いことも乗り切ってしまった。