Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

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複製された男

2014-07-26 17:44:17 | 映画
「世の中には自分とそっくりな人間が3人いる」
「自分の生き写しを見たら、その後に死ぬ」
ドッペルゲンガー現象にはいくつかの言い伝えがあるが、ジェイク・ギレンホール演じる本作の2人の主人公は、ただ単に瓜二つであるというだけでない。
後天的にできたはずの身体の傷跡まで同じ。
一体そんなことがあり得るの?
そうじゃなくても、本作には非現実的なシーンやカットが途中で何度か挿入される。
それも、思わせぶりな幻想シーンなどではなく、作品で描かれている現実世界と地続きに。
そして唐突に。
監督は前作「プリズナーズ」に続いて、ミステリーの枠組みの中で観客を引き込まずにはいられない刺激的な物語を展開させていく。
しかし、「プリズナーズ」の作品世界が現実の重さをこれ以上ないほど感じさせるリアルなものであったのに対して、「複製された男」の作品世界は現実からほんのちょっと遊離した、まるで目眩や酩酊状態のような感覚に全編が覆われている。
こんなに対照的なテイストの作品を立て続けに生み出してしまうのだから、つくづく非凡な才能と技を持った映画作家だと感心せずにはいられない。
もっとも、作品のテイストは異なるものの、「プリズナーズ」と「複製された男」は非常に似たテーマを持った作品でもある。
「プリズナーズ」においては父性がそのテーマの中心にあったが、「複製された男」においては父になる前の、より根源的な「男であること」がテーマとなっている。
ちなみに、本作はポルトガルのノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの長編小説を原作としているが、分身の片方であるアンソニーの妻が妊娠しているという設定は原作にはなかったもの。
ビルヌーブ監督は、都市に生活する現代人のアイデンティティを巡る物語であった原作を尊重しつつ、すべての男性が思い当たるような悪夢へと本作を仕立て上げたのだ。
トロントの街の高層ビル群。
大学での講義内容。
謎のセックスクラブ。
写真。
ブルーベリー。
巨大な蜘蛛。
謎を解くためのヒントは、本作のいたるところに隠されている。



新たに綾小路に

2014-07-25 14:55:06 | 町ネタ(京都編)








綾小路の中ほどに有りました「○#△$×?&...ピクニック」さん
最初の方の名前は忘れました。
基本はフレンチかな?
雑誌に出ていたみたいで、それを持ってくると特典があるみたいです。
ちょっと注意をして歩かないと見過ごしてしまいます。
ここも最近僕の中で流行の「サクッと」済まして帰るつもりなので、軽い目に食事とお酒を。








盛り付けに華やかさが無いのが、少々食欲をそそりませんが...
ミニマル?ミニマム?なスタンスなのでしょう。
しかし厨房を見ていると手の込んだ料理を出しているような気配ですね~
そういう意味ではこれからに期待できますよね~








トマトソースやチーズが掛かっていないフレンチ?なピザも戴きました~
ご馳走様でした~


エスケイプ・フロム・トゥモロー

2014-07-24 17:41:58 | 映画
日本でも「夢の国」と呼ばれ絶大な人気を誇る、某有名テーマパークを舞台に描いたダークファンタジー。
米カリフォルニアにある同パーク内で無許可でゲリラ撮影した映像を使い、作られた。
何をやってもダメな中年アメリカ人のジムは、口うるさい妻と言うことを聞かない子どもたちを連れ、魔法の城や妖精やプリンセスたちの待つ、ある有名なテーマパークに遊びにくる。
夢と魔法の国で現実逃避をしようと思ったジムだったが、そこに現れた黒いプリンセスによって幻想の世界に入り込んでしまい、楽しいはずの家族旅行は、妄想と奇妙な出来事にあふれたシュールな悪夢へと変貌していく。
基本的に訳がわからない映画だと思います。
何が言いたかったのだろう~




祇園にも気軽なところ

2014-07-23 14:43:04 | 町ネタ(京都編)








南座の前の「北座?」の近くに出来た「ガストロ・メゾン・チュレッタ」
祇園も最近は観光客の聖地と化しているので、敷居が高い店よりも、こう言った気軽な店があるとありがたいです。
なんちゃってオープンカフェにもなっているんだよね。
どうも川端御池にあるスペイン・バル・シドラさんの支店みたい。
勢いがありますね~
まあ今回は、バルナので、映画を見る前なので、サクッと軽めに済ませました。
先ずはスペインのビールですね~








そんで、最初は要らないカロリーを摂取しないためにサラダ。
うさぎ肉のグリル。
鶏肉の調理違いの盛り合わせ。
オシャレで、場所が良くて、価格が程ほどで、明るい陽気な店内。
こう言うラテンな店は好きです。



GODZILLA

2014-07-22 17:39:51 | 映画
昭和な怪獣映画を甦らせた。
オリジナル「ゴジラ」に回帰しながら、新たなゴジラにも挑戦しているらしい。
原発事故、大地震、大津波と映画としての側面があるが、もう日本でタブーとされた社会的事象に、切り込んでいる。
人間は自然をもコントロールしていると考えているが。
自然の前にはなす術のない無力さと、自然から生まれたゴジラを描いている。
西洋では人間や自然を創ったのは「神」とされているが、そういう意味ではこの映画が西洋の文化圏で創られたのがすばらしい。
ゴジラこそ、自然が生んだ「怒れる神」であるから。
日本では到底出来ないリブート作品としては、非の打ち所のない。
またモーションキャプチャーで演じたゴジラが素晴らしい。
簡単に言えばCG。
まるでぬいぐるみを着ているように見える。
しかし敵の怪獣「ムートー/武藤?」がナカナカ変で....
強くて好敵手になりえているんだけれど、何か違和感が...。
しかしムートーの電磁波攻撃はいい。
社会が真っ暗な石器時代に引き戻されてしまう。
人類の無力さが浮き彫りにされる。
そうなればこそ、ゴジラの「最後の咆哮」には猛烈なエモーションを感じる。