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男子生徒・柏木卓也の死から始まった一連の事件に揺れる城東第三中学校で、前代未聞となる子どもによる子どもだけの校内裁判が行われることになった。
告発状によって柏木卓也殺害の嫌疑をかけられた問題児の大出俊次を被告に、校内裁判の提案者である藤野涼子は、検事として大出の有罪を立証しようとする。
対して、他校生でありながら裁判に参加する神原和彦は大出の弁護人となり、涼子と対峙する。
さまざまな思惑が絡まり合う中、涼子らは必死で真相を究明しようとする。
何か熱いものがこみ上げてくる。
時代考証が1990年代にかかろうかと言う時代だからか?
冷めた目で物事を捉えない。
真摯に向き合おうと努力する。
こう言った人達が今の社会の中枢なんだと言うことが、僅かながらの今の社会に安堵感が。