火星なんて言う、計り知れないほど遠い異地に残された宇宙飛行士がバイきんぐ小峠さんのツッコミ「なんて日だ!今日はいったいなんて日だ!」みたいな勢いで
「こんなトコで死んでられっかヨ!」と半ばやけくそ生命力で、生き抜くことを決意。
可能性は限りなく0であり100である、孤独なサバイバル。
実はシリアスに囚われがちなこの内容のリドリー・スコット監督作品
本当は、思わず頬が緩む愉快にして痛快なエピソードが満載で、+α絶妙の選曲センスにココロが弾む音楽映画仕立てになっている。
地味で真面目でありながら、実はこんな一面も持っているんだ~ そんなキャラにはまった、マット・デイモン。
その持ち味が最大級に発揮されている。
劇中の絶望を悲壮感漂う熱演で見せるのではなく「こ~でも言わネェと、ヤッてらんネェ~」的なやんちゃさで開き直りにも似たチャレンジ精神。
こんな宇宙の果て、誰のお咎めもない火星では放送自粛用語も言いたい放題!連呼しまくり!
なかでも主人公が植物学者の知識を生かし、火星産オーガニック・ポテトの栽培に挑戦するエピソードは目から鱗の面白さ。
ジャガイモがこれほど重宝され、見せ場を作る映画なんて前代未聞かも。
クライマックスに向けてデヴィッド・ボウイの「スターマン」が鳴り響き、立場の異なる登場人物の思いと行動、奮闘やジレンマがまさに一丸となって動き出す極上のアンサンブルであり、思わず応援したくなる高揚感!
なぜ?ゴールデン・グローブ賞のコメディ/ミュージカル部門に分類され、作品賞&男優賞の受賞を果たしたのか。
本編を観れば納得。
シークエンスの軽やかさ、しなやかな語り口、実に美しい船内の無重力描写。
この映画は、宇宙への冒険心と科学への情熱にあふれ、未来の宇宙飛行士を目指すちびっ子たちにもオススメですね。
「こんなトコで死んでられっかヨ!」と半ばやけくそ生命力で、生き抜くことを決意。
可能性は限りなく0であり100である、孤独なサバイバル。
実はシリアスに囚われがちなこの内容のリドリー・スコット監督作品
本当は、思わず頬が緩む愉快にして痛快なエピソードが満載で、+α絶妙の選曲センスにココロが弾む音楽映画仕立てになっている。
地味で真面目でありながら、実はこんな一面も持っているんだ~ そんなキャラにはまった、マット・デイモン。
その持ち味が最大級に発揮されている。
劇中の絶望を悲壮感漂う熱演で見せるのではなく「こ~でも言わネェと、ヤッてらんネェ~」的なやんちゃさで開き直りにも似たチャレンジ精神。
こんな宇宙の果て、誰のお咎めもない火星では放送自粛用語も言いたい放題!連呼しまくり!
なかでも主人公が植物学者の知識を生かし、火星産オーガニック・ポテトの栽培に挑戦するエピソードは目から鱗の面白さ。
ジャガイモがこれほど重宝され、見せ場を作る映画なんて前代未聞かも。
クライマックスに向けてデヴィッド・ボウイの「スターマン」が鳴り響き、立場の異なる登場人物の思いと行動、奮闘やジレンマがまさに一丸となって動き出す極上のアンサンブルであり、思わず応援したくなる高揚感!
なぜ?ゴールデン・グローブ賞のコメディ/ミュージカル部門に分類され、作品賞&男優賞の受賞を果たしたのか。
本編を観れば納得。
シークエンスの軽やかさ、しなやかな語り口、実に美しい船内の無重力描写。
この映画は、宇宙への冒険心と科学への情熱にあふれ、未来の宇宙飛行士を目指すちびっ子たちにもオススメですね。