Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

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衰えない旧作

2016-10-26 07:19:46 | 映画
J・J・エイブラムスの「スター・トレック」は最良の形のリブートだったと思っている。
「スタトレ」には半世紀を超える歴史があるが、間口を広く大勢に面白さを伝えようという試みは十分に成功していたし、第二作「「イントゥ・ダークネス」では同じ流れの中でカークとスポックという2人の主人公の関係をさらなる先へと推し進めていた。
間口を広げるにはストーリーラインはわかりやすい方がいい。
だから前2作はあくまでもカークの成長と、スポックとの奇妙な友情物語が主軸だった。
エンタープライズ号のクルーは個性的な顔ぶれがそろっているはずなのに、いまいちチームとしての印象が弱かったのも致し方ない取捨選択の結果だったろう。
が、今回の「BEYOND」は違う。
映画の中盤からクルーはいくつかに分断され、互いに連絡が取れないまま最悪の窮地に放り込まれる。
カークはチェコフ、スポックはマッコイ、ウフーラはスールーなどシャッフル的なカップリングが成立し、ああ、このキャラクターはこんな状況でこんなセリフを言い、こんな決断をするのかとそれぞれの個性が見えてくる。
そして「この映画は信頼とチームプレイの物語なのだな」と気づかされるのだ。
「BEYOND」もクルーそれぞれに見せ場を与え、魅力を際立たせながら「チーム=ファミリー」という概念を改めて探索する。
仲間や絆といった定番のテーマを空疎化させないと製作チームは覚悟を決めたのではないか。
そして、そんな第三作にジャスティン・リンと脚本のサイモン・ペッグという座組はピタリとハマった。
チームの再定義というだけでなく、「スタトレ」の世界観にレトロな乗り物や音楽をぶち込んで大いに盛り上げる遊び心があふれているからで、シリーズとしても完全にドライブがかかった感がある。
惜しまれるのは今回いままでになく活躍するチェコフを演じたアントン・イェルチンが急逝してしまったことだが、遺作となった本作が役の上でも仲間に囲まれていることがファンにとってせめてもの慰めになってくれることを願いたい。



季節もの

2016-10-25 08:08:25 | 町ネタ(京都編)
「マツタケ」「ふぐ」「さんま」「かに」など。
数々の季節ものがありますが...
皆さん、お忘れでは有りませんか?
今が旬で、来月あたりから冷凍になりそうな...
栗。








そんなわけで「モンブラン」の食べ比べ。








どちらも最近は食べログで上位に。
真偽は定かではありませんが。








別の旬「柿」もあったので、それもついでに。
☆☆☆


B級のユアン

2016-10-24 07:12:11 | 映画
「裏切りのサーカス」や「誰よりも狙われた男」も、その多くは主人公が諜報部員で、働きぶりや組織内外の力関係など、知らないスパイをのぞく刺激があり、一般人には縁遠い別世界の出来事。
「われらが背きし者」では大学教授。
諜報も銃器も格闘も無縁だった普通の民間人が、たまたま旅先でマフィア幹部と知り合ってしまったため、亡命をめぐる危険な交渉と命懸けの脱出作戦に巻き込まれていく。
マフィアの資金洗浄に手を貸す腐敗した英国の政治家たち。
浮気した主人公は妻の愛を取り戻そうともがき。
マフィアは家族を救うために組織を裏切り。
MI6側の交渉役は正義を貫くため上司に背く。
彼らもまた“背きし者”。
長い人生のなかで、規模は小さくとも、大切なものを守るために属する組織や他者の意向に背いたり、過ちによって誰かの信頼を裏切ったりということを一度や二度は経験しているもの。
今の時代に生きる宿命とも言うべき“裏切り”に向き合う人間くさいキャラクターを、的確に繊細に演じて身近に感じさせる要因。



枝込みのkg量り売り

2016-10-23 06:20:22 | ボクの私生活
食べたことはあるけれど...
茹でたことは無い。
そうだ!ググればいい!








解禁日まで決めて、先を越されて販売されないようにもなっている、丹波の枝豆。
色が茶紫になっているのが美味しいらしい。
このおかげで、塩もみしてから茹でることや、塩を入れて4分だけ茹でると言う、短時間でよいことがはじめてわかった。
でも考えたら、Kg売りしているらしいですが...不要な枝の部分まで重さに換算されるから、房の部分だけで売ってくれたらなおさらありがたいだろうな~


リドリースコット×ウイルスミス

2016-10-22 06:08:25 | 映画
気が狂ったホームレスが自殺する
ナイジェリアからやってきた医師ベネット・オマルは、NFLを引退し、心筋梗塞で亡くなった選手の変死解剖に携わる。
検死官は死因を特定できず苦悶する。
敬虔(けいけん)なクリスチャンである彼は死体に声をかけ真実を話してくれと語りかける。
彼はプレイ中の頭部への激しいタックルが原因である脳の病気「CTE(慢性外傷性脳症)」を発見し、論文を発表するが、NFLサイドは彼の見解を全面否定。
権力を使い、オマルと彼の周囲に圧力をかけていく。
ウィル・スミスの変貌ぶりに唖然とした。
別に特殊メイクで役作りをしたわけではなく、年月が彼を自然と老けさせただけ。
若い頃では表現できない貫禄と知性みたいなものが滲み出て、まるでデンゼル・ワシントン状態であった。本作は実話ではあるが医学ミステリーとして見ても楽しめる一本に仕上がっている。
ちなみに映画タイトル『CONCUSSION』とは脳震盪(のうしんとう)の意味で頷けた。
巨大な権力にたった一人で挑む姿、ウィル・スミスが主人公オマル医師を演じ、アレック・ボールドウィン、アルバート・ブルックスらが脇を固める。
監督は「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」のピーター・ランデスマン。
「オデッセイ」「ブレードランナー」のリドリー・スコットが製作。