Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

最後の晩餐

2020-01-25 08:17:48 | 旅行記
最終日の晩飯はホテルの隣。
前回に来た3年前よりは、店がきれいになっていました。
心なしか、その時よりお客さんが増えているような気がする。

まあ、一人なので大丈夫だろうとタカをくくっていたら、少しは待たされました。
けっこう、ヨーロッパでは晩御飯のコアな時間が21:00~なので、余裕で行ったら、やはり旅行者が多いせいか、みんな観光して腹が減っているから、早く食べるのでしょうね。

最近のイタリアでのご飯屋さんに多いのが、決してイタリア人ぽい人たちが働いていると言うわけではないこと。
どちらかというと、アラブ系の移民が多いですね。
だからキッチンもほとんどがアラブ系ですね。イタリア人が作る...そんなのを期待している人には残念な結果かも。

まあ、メニューも多いし、種類の幅も広く、それなりに食べられるので、別に不満はありません。
スイーツも多いしね?そう言えばスイーツと言う意味も、優しいや甘いなどの意味合いがありますが、イタリア語で言うドルチェも甘いと言う意味なんですね。

見た目に分かり辛いですが、ムール貝をスープとニンニクで炒めたもの、と、トマトソースのパスタが無いか聞いたら、シンプルなモノなら作れると言うので、それを値段を聞いて作って貰いました。
パンがグリルで焼かれているのか、焦げ目がついて美味しいかったですね。

残ったスープでパンを食べて、御馳走様です。
ワインも飲んで¥4500ぐらいかな?
一人にしては高いですが、程よい価格です。
このようにして最後のイタリアの夜を楽しみました。

散発

2020-01-24 07:38:06 | 旅行記
マドリッドに引き続き、今回もミラノで散髪した。

何軒かを物色しましたが、今の流行はブリティッシュスタイル。
ロンドンのバーバー(散髪屋)のようなところが主流です。
初めはトリノで探しましたが、すべて予約がないと入れなかったので、あきらめてミラノにしました。
下は散髪前です

ミラノにしたのはトリノと同じ店があったからなんですね。

イタリアは男前男性天国で、髭剃りショップや紳士服、帽子、シャツ、と男性用の専門店が多いです。身だしなみに気を遣う人が多いのでしょうか?

こちらの店も大型店ですが、その半分以上は男性用小物を売っています。服とか靴とか。

予約を受け付けてくれて、1:30時間をつぶして、店に行きます。
リクエストは世界共通「ライク・ア・クリスチアーノ・ロナウド」これでどこの国でもバッチシです。
代金は€30+チップ€5 で¥4000ぐらいでしょうか

ミラノ食 晩飯

2020-01-23 02:18:24 | 旅行記
ミラノでの楽しみは晩飯である。
トリノ、ヴェネチアとは移動したものの、宿泊拠点はミラノなので毎晩ミラノで晩飯を食べることになる。
特に今回は移動先での昼飯にまともに当たらなかったので、晩飯は楽しみだ。
その中でも楽しみにしていたのが「オッソ・ブーコ」 ミラノリゾットの上にテールの煮込み。
前回訪れた時に予約をしていなかったから断られた店へ予約を入れて臨んだ。
「アル・マタレル」店の前についたがなんか様子が変だ、カーテンが閉まってある。
確かに今日、予約を入れたはずなんだけれども...
でもドアは開くので店の中へ、でも電気がついていない。
こちらの店の店主はシェフ兼オーナーの90歳は行こうかというぐらいの高齢のおばあ様。
そのおばあさまが奥から出てきて「今日は休みだよ」なんて言われた、「ごめんね」「ごめんね」を連呼して(想像ですが)店の外へ出されて、ハイお終い。エエエエエエエエ~
どうすんねん、ババァ~ 俺の晩飯ぃ~
でも、不意のトラブルは海外では慣れっこ。
次なる店へ足早に向かう。

 一旦、宿泊しているホテルの方向へ向かい、ホテルの前の道から起点に進むこと20分。
辺りは物騒ではないが、人通りは少なく、考えようによっては女性なら一人歩きは怖がるかも。
でも問中大通りに出たり、人や車の往来も激しいところに出て、目的の店へ着く。
こちらは2回目。ここへも前も来た。
今回も予約はしていませんが。入れました。
こう言う店は助かります。

で、注文しますは、もちろん「オッソ・ブーコ」
ちょっと腹も減っていたので、サイズが大きいとは予測もしながら、一番シンプルで安いサラダも。
ついでにワインも。

ワインはボトルじゃ多すぎるけれども、グラスではお替りするし、ってなわけで、デキャンタのサイズをハウスワインで。
イタリアなので、ハウスワインでも大丈夫だろうと考えました。
そして本丸のオッソ・ブーコへ

 周りの煮込み肉を食べて、骨の髄液までチューチュー吸って、残りはサフランライスを食べる。あっミラノリゾットです。
でもリゾットは残し気味の、パンがおいしいのでパンを食べて、御馳走様。
日本ではオッソ・ブーコを出す店を知らないので、必ずミラノでは食べます。それ程おいしいですよ。
ここで、ゼヒゼヒ なんて言ったら、ただのイキリのオッサンになるので、皆さんご機会がありましたらミラノで食してください。
デキャンタのワインの空になりましたので、帰ることとしました。

リチャードジュエル

2020-01-22 07:54:11 | 映画

イーストウッド映画は円熟味を増してきた。
どれだけ世の中が変わろうとも主義主張が一貫しているように思える。
アウトサイダーの目線で社会や権力に鋭い眼差しを投げかけ、英雄とは何かを問い続ける。
ある意味、頑なな生き様であり、闘い方。
ただ少し棘は抜けてきたようにも感じる。
89歳の彼の通算40本目となる監督作も、じわじわと胸に迫る。
リチャード・ジュエル、ほんの何日か前まで英雄として賞賛されていた男。
爆発物から観客を避難させ被害を最小限に抑え、時の人となる。
しかしFBIが疑いの目を向けたのをきっかけにメディアは豹変して襲いかかり、ジュエルは一気に奈落の底へ。
無辜なる人が社会の餌食とされてしまった。
これがイーストウッド映画たるゆえんは、爆破テロの真犯人を追う、FBIが無実の人間に冤罪を投げかける、事実無根を報じたマスコミを断罪する、またはサスペンスではないということ。
監督が違えばその事件性を追究できたのかもしれない。
イーストウッドは、ごく普通リチャードが辿る葛藤のドラマのみに眼差しを向ける。
それも世間的にまだ、さほど知られていない俳優を主演に据えることで、先入観を持って見つめてしまうような状況を作る。
FBIが攻勢をかける中、何ら抵抗手段を持たないジュエル。
母は不安に崩れ落ちそうになりながら息子を信じ続け、弁護士は母子に手を貸すカウボーイにも見える。
昔のイーストウッド主演の映画のようにライフルも馬も荒野もないが、イーストウッドの最もよく知る勧善懲悪が浮かび上がる。
確たる根拠もないまま報道され、情報がはびこる状況は、まさに2020年の現代社会に酷似している。
イーストウッドは現代社会に向けて引き金を引いている。
FBIやメディアの断罪に時間を費やすよりは、純朴な人たちが、それでも、なお善き市民であり続ける姿を、尊厳を持って浮き彫りにする。
静かな視座からあふれる温もり。
イーストウッドはジュエルと言う名もなき英雄を描いた。

ミラノあれこれ

2020-01-21 12:43:14 | 旅行記

様々な雰囲気のあるミラノ。ダ・ヴィンチが作った運河も有ればすべて緑に囲まれた20階建てのマンションもある。
東京のようなビル群もあれば、ローマ時代の廃墟もある。
そして...ユニクロもある。
左はユニクロの写真ですが、それ程メインの通りにあるわけではありませんが、それ程マイナーな通りでもない、ドゥオーモ近くの大通りの大きな広場前にユニクロは立っています。それもお客で一杯。
コンサバティブな保守的な展開であるからこそミラノやパリでも受け入れられるのかな?

さてさてそんな中、ミラノでの昼飯。
場所はミラノオペラ座の横の筋にあるカフェ、カフェ/ヴェルディー 言い換えれば喫茶/緑かな?

店内も店外もオペラ座に関する写真がいっぱい売られています。
メニューも分かりやすいから、指さしでOK。

 ありきたりですが王道のミラノ・コートレット/ミラノ風カツレツを注文。
肉を薄くたたいたカツレツですね。でも、こちらではカツレツもそうですが、パンのほうがおいしかったです。僕は香ばしいさく咲く間のパンが大好きなのですが、どストライクでしたね。